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アクアポニックス(土を使わない水栽培)3Dプリンティング
3Dプリンティング自動車
将来に期待がかかる3Dプリンティング分野の職業

ハイテクなスキルがなくても3Dプリンティングに参入できる?
個人レベルで、世界にたったひとつのものを莫大な時間とコストを使わずに作ることができます。

モデリング(成型)の無料ソフトを入手できる上、
3Dプリンティングのオンラインサービスを利用することもできます。

つまり、素人でも簡単に始められます。
そして、3Dプリンティングは、次の産業革命(第4次産業革命)と言われる
インダストリー4.0の時代を率いる分野のひとつです。
​

3Dプリンティングに必要なローテク スキル
  • 創造性(クリエイティビティ)

アイデアを具現化できるものが3Dプリンティングです。

従来の製造業のアプローチとは大きく違います。最初に考えることは、外形としてのデザイン。

莫大な初期費用を投資する必要がありません。3Dプリンター自体を持っていなくても、外注できます。
​
  • 写真撮影

2D写真を3Dモデルに変換する無料プログラム(例、AUTODESKの123D CATCH等)があります。

これは、写真を多数のアングルから撮影し、3Dにするものです。

1枚の写真から3Dを作製する無料オンラインアプリ(Smoothie-3D)もあります。
​
  • デッサン

デザインソフトやコンピューターを使いなれていない、
あるいは、つまずいてしまった時は、基本に戻ります。

そういうときこそ、紙と鉛筆ででデッサンします。

デッサンのスキルがある人は、3Dモデリング(成型)のソフトを使いやすく感じます。
​
  • 3Dモデリング(成型)

コンピューターを使いこなしている人にとっては、難しくありません。

たくさんのソフトがあります。どのソフトが完璧、誰でも使っている、というものはありません。

また、自分で模型を作る場合は、材料の性質等に関する知識が求められます。


しかし、このようなスキルや知識がないからと言って諦める必要はありません。

アイデアさえあれば、プロの3Dデザイナーに外注できます。
​


3Dプリンターは、数々のスタートアップ企業から誕生しています。

新しいタイプでは、デザイナーに一台、一家に一台の時代を予感させるような驚きの小型でスマート、
しかも、様々な材料に対応している機種です。

3Dプリンティング分野で「起業」が有力視されている理由が、
進化し続けている3Dプリンターから受ける恩恵です。
​
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[Image: 3D Laser Printer from glowforge.com]

3Dプリンティング分野のテクノロジーは成長を続けています。
ハードウェア、ソフトウェア、出力できる材料に多額の研究開発費用を世界中の企業が投資しています。

3Dプリンティングが注目を浴びるようになったのは、ずいぶん前のこと。
そして、3Dプリンティングのスキルが求められる仕事のニーズが高まってきました。

ある調査によると1ヶ月間のエンジニアリングの求人掲載のうち、
その35%は、3DプリンティングのアプリやAM (アディティブ製造)プロセスの知識が条件になっています。

業界は、バイオメディカル、ソフトウェア、運輸業界。
各社に共通している悩みは、スキルにマッチした人材をなかなか見つけられないことです。

つまり、3Dプリンティングが、想像以上のスピードであらゆる分野に応用が浸透し、
​技術が日々進歩している証拠です。

3Dプリンティングのスキルを身につけるには 

まずは、触って覚えること、習うより慣れろ、です。

3Dプリンターの使い方を学ぶことから始めます。

最初は、それほど難しいものではありませんので、独学でも勉強できると経験者は述べています。

必要なものは、3Dプリンター。オンラインや店頭で購入できます。

手頃(低機能)なものでは、アメリカドルで499 (daVinci) から1375ドル (Makerbot Replicator Mini) です。
高機能のものでは、1万ドルを超えます。
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[Photo: XYZprinting daVinci - cnet.com]
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[Photo: MakerBot Replicator Mini - makerbot.com]

もっと高性能で大型のプリンターを学ぶには、米国の場合、地域によっては、
図書館や3Dプリンティングのグループがあります。

メーカーコミュニティーでは、いろいろなイノベーションに取り組んでおり、
各地でフェアーが開催されています。
日本でもフェアーが開催されています。
​
出力したいものを具体化
プリンターを手配したら、つぎのチャレンジは、出力したいものを具体化することです。

通常、デザインツールを使いますが、なかには、MSワードを使って初期の模型を作る人さえいます。
デザインが複雑になってくると、CorelDraw等の3Dモデリングプログラムが使われています。

高価なアプリを使ったからといっていいデザインができるものではありません。
すべては創造力次第です。
​
成型作業

つぎに、デザインを実際に形あるものに仕上げる成型作業。

この作業には、数学、プログラミング、アート/デザイン、材料科学(マテリアル サイエンス)、
機械工学分野の複数の幅広い知識や理解が求められます。

3Dプリンターは、紙のように薄い溶融物を一度に一層ずつ重ねていって物体に仕上げます。

百聞は一見に如かずと、言いますが、1つの模型(プロトタイプ)は百枚の写真に匹敵します。
​

​失敗は成功のもと

成型するには、熱力学、流体力学、力学のすべてをひとつにまとめ、
層を重ね続けてオブジェクトに作り上げます。

通常、出力の失敗から始まります。

出力の失敗をたくさん積み重ね、デザインや出力速度、レイヤーの厚み等を調製しつつ、
​試行錯誤の繰り返しで完成させていきます。
​
時には、プリンターから取り出した途端に崩れてしまっていて、デザイン自体が失敗だったということもあります。

デザインが綺麗なだけで、ひとつの成果物に出来上がるとは限らない世界です。
​

3Dプリンティングのおかげでデザインの試行錯誤や変更を素早く行えます。

従来のように外部のメーカーを使うと、これほど早急に対応することはできませんし、メーカーが遠距離の場合もあります。

エンジニア自身が、試行錯誤を何度も繰り返し行って、最適なデザインに作り上げることができるようになりました。

そして、形のあるサンプルを実際に手にすることができますので、説得力があり、
プロジェクトとして承認されるまでのスピードも短縮できます。
​
また、3Dプリンターを使って、従来の鋳型製法では実現できなかったようなパーツを作ることもできます。

既に、GE社は、AM(アディティブ製造)技術を使って、従来よりもはるかに軽度で、
その上、強度も高いパーツを製造しています。
​
ニッチ市場は、どこ?

特に、ソフトウェア開発者のニーズが、高くなると見込まれています。

技術的なスキルを必要とせずに、3Dプリンティング機器を簡単に操作できるUI(ユーザー インターフェイス)が
求められるからです。

また、インターネットと3Dプリンターを接続するには、
クラウドコンピューティングの経験が求められます。

世界のどこからでもパーツを出力でき、トラブル時の対応も遠隔からサポートできるようにするためです。
​
マテリアル サイエンティスト

​世界中の企業が、材料科学者(マテリアル サイエンティスト)を活発に採用しています。

プリンターで使える材料の開発に期待がかかっているからです。

毎月、新種の材料が誕生しているのが現状です。

例えば、電導性のある材料は、人体に埋め込むことができ、失われた驚愕や脊椎、
頭骨の一部と化します(米国退役軍人省が導入済みの技術)。

また、ゴールド等の金属類を出力できるプリンターもあります。
​
ハードウェア面につきましては、過去数年の間、小規模なスタートアップから
数々の新しいハードウェアが生み出されてきました。

しかし、既に飽和状態です。

現状は、HPのような大手企業が参入してきました。
​
3Dプリンティング分野の職業

今、アメリカで大ブームの3D業界。

2020年までに、52億ドルの市場に成長すると予測されています。

デザイナーからハイテク スキルを必要としない職業まで、3Dプリンティング業界では、仕事が増えています。
​
  • 3Dデザイナー

アイデアを形にする職業、言い換えれば設計者です。

3Dデザイナーの求人増加が期待されるのは、3Dプリンティング会社、社内のクリエイティブチーム、フリーンランス等。

3Dプリンターは、製品のデザイン、医療機器のデザイン、建築物の具現化等、広い分野で活用されています。

3Dプリンティング業界に就職を考えている人は、企業が3Dプリンティングをどのように利用しているか、
常に最新の情報を知ることが大切です。
​
  • 3D CAD (Computer-Aided Design) プロトタイプ製作者

3Dプリンティングには、CADのスキルが不可欠です。

プロトタイプ(模型)の製作には、材料に関する知識も求められます。
​
  • 研究開発

靴からアクセサリーに至るまで、3Dプリンティングは、未来のファッションと言われています。

既に、エンジニアリング等の分野で様々な製品が開発されていますが、
ファッションデザインや宝石デザインの分野においては、3Dプリンティングは応用が始まったばかりです。

多数のファッション デザイナーが着目しており、実用性が日々近づいている気配がします。

コンシューマー商品の分野では、コストを下げることが最優先の課題です。

高額な材料を用いて本生産を始める前に、3Dプリンティングの応用で、コスト削減に貢献できる人材が重宝されます。
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[Photo: Google Images]
  • バイオ、サイエンス分野

義肢、義手、ドローン等を製造できます。

今後もさらに、高度な3Dプリント製品が開発されていきます。

バイオメディカル、サイエンス分野のエンジニア、デザイナー(設計者)、
​プロトタイプ(模型)製作者がさらに求められます。

最近の米国では、親族に医師など医療分野に詳しい人がいる学生たちは、男女の別を問わず、
大学進学時にバイオ メディカル分野を選択する人が増えています。

医療分野の今後の動向に詳しい人たちが、家族にお勧めしている分野です。

医療、航空宇宙、高精密機器のような高性能製品分野は、設計して、製造できる能力に加え、
テクノロジーや設計の段階で強度や耐性等に関する知識も求められます。

将来必要とされる職業に複数のスキルが求められる傾向ですが、これが、その代表格です。

  • 建築/建設分野

青写真が必要な業界の大変革です。
紙上の2-D建築プランが3Dのプロトタイプに移行しています。
​
将来、設計書無しで、3Dプリンターを使った実物模型から実際の建設着工に進める可能性があります。

  • 教育

スキルギャップを埋めるには教育が欠かせません。

すでに、3Dプリンティングのコースを組み込んでいる学校もあります。
3Dプリンティングの技術やビジネスを指導できる教師/講師が求められます。

アメリカの小中高では、アートやサイエンスの授業で3Dプリンティングが使われます。

大学レベルでは、3Dプリンティングコースと認定プログラムを設けています。

講師陣には、3Dプリンティング業界での経験があり、
最新の業界傾向やニーズのあるスキルを指導できる能力が求められます。
​
  • 法律の専門家

3Dプリンティング業界はクリエイティブの世界ですから、法的諸問題が関わってきます。

知的財産権等に特化した弁護士などの専門家がさらに求められます。

ライセンス契約、訴訟、知的財産の保護に関する諸問題への対応が必要となります。
​
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[Photo: 3dprintingindustry.com]
  • 起業

商品を作るだけにとどまらず、起業のチャンスがあります。

3Dプリンターは、約2000ドルから3500ドルの価格帯で購入できます。

3Dプリンティングに知識がある場合は、クライアント企業先、
あるいは、オンライン形態でビジネスとして展開できます。
​
  • フランチャイズ

米国では、UPSが、3Dプリンティング サービスのフランチャイズを国内で開始しました。
​
地域は2015年現在で6箇所にとどまっていますが、今後さらに拡大していく予定です。

世界の主要都市で、3Dプリンティングのフランチャイズ プログラムがジワジワと浸透しています。

明らかに一般庶民の手に届く身近なビジネスに変化しながら成長を続けている、期待したい分野です。



[参照:Forbes, IEEE News, Consumer Electronics, Business News Daily]
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