マシーン化（コンピューター化）に影響され消滅していく職業と影響を受けない職業
マシーン化の影響で消滅する職業とは

判断能力を必要とせず、繰り返し行われる（ルーティン）作業。
つまり、コンピューターに理解できるプログラム言語に書き換えることができる職業です。

将来、プログラムすら、コンピューターが自分自身で組めるようになると 予測されています。

米国が調査対象ですが、職業全体の47％を占める職業が、コンピューター（マシーン）化の影響を強く受けます。
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[Credit: Carl Benefikt Frey and Michael A Osborne]
マシーン化の影響を受ける職業（47％）とは

  • サービス業
  • セールス系
  • オフィスのアドミニ等のアシスタント
  • 建築業
  • 製造業
  • 運送業
  • 一部のマネジメント、ファイナンス系の職業
コンピューター化（マシーン化）の影響を受け難い職業（33％）とは

  • マネジメント、ビジネス、ファイナンス系の職業
  • コンピューター、エンジニアリング、サイエンス系の職業
  • 教育、弁護士、芸術、メディア系
  • ヘルスケア

ヘルスケア業界は、不景気に強い職業として、長い間、人気の職業でした。
しかし、コンピューター化だけではなく、高額化する医療技術や、ヘルスケア業界の諸問題を抱えており、
ヘルスケア業界ならば安定している、という気配は薄らいできました。

実際に、米国の現役医師たちの中から、できるものならば、他の分野に転換したいという意見も聞こえる時代です。
医療業界の職業を選んだ人たちは、根本的に、人助けをしたい思いの強い、心優しい人たちが大勢です。
そういう人たちにとっても辛いと思うことのある業界です。
遵守しなければならない厳しい法規制もあります。
（*　残念ながら、日本の医療業界も米国の状況を後追いして行くと見られています。）

高収入だけを狙っているのであれば、医療業界の職業を選ばないでください。
将来の患者さんに迷惑をかけないためにも。

将来の進路や職業選びには、後悔しないように、しっかりと自分自身のこころに問いかけて答えを出してください。