TRANSDISCOVERIES
  • Home
  • ブログ
  • 将来
    • 第4次産業革命
    • マシーン化の影響
    • ロボットと職業の明暗
    • 3Dプリンティング >
      • 3Dプリンティング自動車
    • 3Dハウスプリント
    • 職業ランキング >
      • 2024-job-increase
    • Booming Jobs >
      • Data Crunching
      • CouselingTherapist
      • Booming Jobs-2024
    • Worst Ranking
  • 仕事選びの4要素
    • HappyJobs >
      • 仕事が一番、英語は二番
    • 世界共通の好感度
  • Now
    • アジアの大学ランキング
    • 留学先の国々
    • スキルの独学
    • MOOC
    • Big Data Skills
    • Top10TechSkills
    • Skills & Jobs - PM
  • Contact
    • About
    • Disclaimer

世界の2/3の人たち
​ハイテクスキルを身につけている方法

世界のハイテクスキルの独学状況

世界の人たちは、現実社会で使える知識やスキルを
​どのような方法で身につけているのでしょうか。
Picture
[Image credit: Stack Overflow dot com]

開発者(コーダー/プログラマー)のグローバルなコミュニティーサイトであるStack Overflowが、
​毎年実施しているアンケート調査結果の2016年版です。



173か国の566,033人から得た回答です。


日本からは167名。

米国13,540名。

カナダ2,024名。

英国4573名。

オーストラリア1,117名。

インド4,193名。
​

中国321名。


英語圏であってもオーストラリアは、他の英語圏の国々よりも回答者数が少ないのが目立ちます。
​


どのようにしてスキルを身につけているのか
Picture
[Image credit: Stack overflow dot com]

調査結果によると、3分の2(69.1%)が独学 (Self-Taught) でスキルを身につけています。

オンラインコースを使って独学した人を含んでいますが、まったくの独学組が13%います。

​コンピューターサイエンス系の4年生大学卒業は、43%。
博士号は、2.1%。
​

技術者に人気の開発言語
Picture
[Image credit: stack overflow dot com]

2年連続でSwiftとGoがトップ5にランクインしています。

技術者が、これからも開発に使っていきたい人気言語ランキングです。
​

人気のない開発言語
Picture
[Image credit: stack overflow dot com]

これは、今後開発に使っていくことに興味を持っていない言語のランキングです。
​

VBがトップですが、つまり、消滅していっても惜しまれない言語です。


世界の技術者がこれから学んでいきたい開発スキル
Picture
[Image credit: stack overflow dot com]

技術者が現在使っていませんが、これから使っていきたい(学びたい)人気スキルのランキングです。
​

ハイテクスキルが占める市場規模トレンド
Picture
[Image credit: stack overflow dot com]

2015年1月から2016年1月の間の調査に基づいた市場規模を知る結果です。

React、Node.js、Angular JSの利用が増えています。
​

Swiftも同じく活用範囲が広がっており、オブジェクトCからマーケットシェアを奪い取っています。


使う頻度が減っているスキル
Picture
[Image credit: stack overflow dot com]

CoffeeScript、Haskell、Windows Phoneは、利用が大きく減少しています。

開発者の多くが、VBやWordpressから手を離したいと思っていますが、
まだ、これらのテクノロジー自体が古びる傾向は見られません。
​

スキル別の平均収入(アメリカ)
Picture
[Image credit: stack overflow dot com]

最低100人(米国)から回答を得られた年収です。

昨年に引き続き、Spark、Scala、Cassandra、F#が、やはり、高額年収のトップを占めています。
​


(世界の技術者の平均年収を100%とした場合)平均年収以上のスキル
Picture
[Image credit: stack overflow dot com]

回答者の多いトップ30か国の41,117名の開発者から集めた年収調査結果です。
​

各回答者の属する国における開発者の年収平均に対する比率です。
​


利用頻度の多い言語2つの組み合わせ
Picture
[Image credit: stack overflow dot com]

平均的な開発者は、常に4つから5つのプログラミング言語、フレームワーク、テクノロジーを使いこなしています。

一番利用頻度が多い組み合わせの二つは、JavaScriptとSQLです。
​


Picture
[Image credit: stack overflow dot com]
3つの組み合わせで一番多いのは、JavaScripts、PHP、SQLです。

Picture
[Image credit: stack overflow dot com]

Picture
[Image credit: stack overflow dot com]
2015年にLinuxを追い抜いたMac OS Xが、2016年は、トップに上がりました。
この傾向が続けば、来年の調査では、Windowsを利用する開発者は、50%未満になる見込みです。

Picture
[Image credit: stack overflow dot com]
上から順番に、
現在、本気で仕事を探している、
転職に興味なし、
本気で探していないが声がかかれば検討する、の3グループです。
グローバル、英国、米国ともに類似した傾向ですが、インドは活発に就職活動をしている開発者が3分の1近くいます。

Picture
[Image credit: stack overflow dot com]
​プロジェクト最中に、転職していくメンバーがいたことを象徴するようなアンケート結果です。

Picture
[Image credit: stack overflow dot com]
仕事を探している人で一番多いのが学生。
次にアナリスト。
この「アナリスト」というタイトルですが、「システムアナリスト」のように、IT業界では、ジュニアレベル(1年から2年未満)の人たちにつけられることは珍しくありません。

Picture
[Image credit: stack overflow dot com]
デザイナーやエグゼクティブ、マシーンラーニング開発者(人工知能の分野)のように、地位を固めていたり、高度な専門性を要する人たちは、求職活動を行っていません。
そういう人たちは、自分から積極的に転職活動しなくても、周囲から引き抜きの声がかかってきます。

Picture
[Image credit: stack overflow dot com]
勤務したい企業に直接問い合わせて仕事をゲットした人が、アメリカでは、全体の9.8%います。
ドイツでは、13.1%。


いっぽう、インドでは、5.7%のみ。
インドで突出して多いのが社内リクルーター経由が24.5%。
アウトソーシングやコンサルタントとして勤務する形態が多いからこそ、他国には見られないユニークな調査結果でしょう。

​


まとめ

以前、一緒に仕事をしたインド人の技術者の中に典型的な2つのタイプの人が二人いました。


​一人は、早朝の出勤前に、スキルを身につけるために毎日少しずつ学び続けている人。
奥さんが早朝から食事を作るために早起きしているのに、自分が遅くまで寝ていては申し訳ないとも言っていました。



あと一人は、目の前の与えられた仕事をこなすだけで、自発的に学ぶ姿勢のない人。出勤は、いつも時間ギリギリの駆け込み。

どちらの道を選ぶかは個々人の自由意思。


3分の2の開発者は、ニーズの変化に応じて、自分から積極的にスキルを身につけているのが
世界の現実であることを知らしめるような調査結果でした。



いつも忙しくしている周囲のアメリカ人やゴール(どんなゴールであるかは別として)を目指して努力しているインド人技術者を見て、ますます厳しい世の中になっていくものだと実感します。


IT業界に限ったことではありません。
今、自分の持っているスキルや知識だけでは、なりたい自分の将来には足りないものがあることを認識しておくことが、
​ますます大切になっていく世界の動向です。





[Sources: stackoverflow dot com, qz dot com]
Site Map サイトマップ
Picture
ホーム/Home
ブログ/What's Up?
世界の人口と将来
インダストリー4.0:第4次産業革命とその時代を牽引する分野
マシーン化に影響される職業と影響されない職業
ロボットに置き換えられて消滅する職業と新しく誕生する職業
将来有望な3Dプリンティング分野の職業
3Dプリンティング自動車
コンター クラフティング:(3D)ハウス プリンティング)
将来有望な職業​-成長率の高い職業ランキング2024年予測 トップ15
職業ランキングいろいろ
2014年〜2024年 求人増加件数が多い職業トップ15
2020年有望職業トップ10
将来性のある職業 データクランチング
将来性のある職業 カウンセリングとセラピスト(療法士)
将来性の薄い職業ワースト5
仕事選びの4要素
ハッピーになる仕事をみつけるには
仕事が一番、英語は二番
世界共通の好感度の高い人とは
NOW
アメリカだけが留学先ではない!意外と知られていない海外大学の留学事情
MOOC(無料でスキルアップできる世界トップクラスのオンラインコース)
ビッグデータ社会で求められるスキルとは?
ハイテク分野で今注目の10種類のスキル
これから求められる有望なスキル、プロジェクトマネジメント
Contact お問い合せ
免責事項と著作権
News Letter Archives 過去のメールマガジンアーカイブス
(インド赴任前に知っておくと便利な情報ニュースレター)
Copyright © 2004 - 2020 TransDiscoveries.com - All rights reserved.
コンテンツのコピーは罰せられます。インターネットの神様、Googleにペナルティーを科されますよ。