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意外と知られていない海外大学の留学事情


アメリカだけが留学先ではない!
​意外と知られていない海外大学の留学事情


​留学と聞けば、一番に思い浮かぶのはアメリカ。
アメリカは海外留学生を一番多く受け入れている国ですので、留学情報はすでに広がっています。
そのため、ここでは、アメリカの事情に関しては記述していません。


人とはちょっと違った選択肢もありと思い、他の主要国を調べてみました。
同じ英語圏である、オーストラリア、カナダ、英国、そして言語は異なりますがフランスへの留学事情(学部入学)についてです。


各国の大学の授業料、大学在籍中の就労条件(キャンパス内外)、卒業後の滞在許可などです。


なお、この4カ国は、アメリカ人も留学の対象としている国々です。


アメリカは大学授業料が高騰しています。
そして、同時に、学位修得期間も長くなっています。
その上、卒業後の就労ビザの取得も非常に難しくなっています。


​
学部によっては、学士号であっても5年のコースがあります。
そこまで厳しくする必要があるのか、と、賛否が混在します。

明確に何を学ぶのか決めているか否かが、留学国を選ぶ重要な判断材料になりますが、
海外留学を検討しているのならば、アメリカ以外の国々も範疇に入れる価値は充分にあります。

留学先によっては、学位に加え、英語以外の他の言語も習得できる多言語環境に恵まれます。

では、以下に、オーストラリア、カナダ、英国(U.K.) 、フランスの順に記述していきます。
​

オーストラリア:


​- ポイント -
  • 学士号を3年間で取得できる。
  • 在学中に働ける。
  • 2014年の留学生数は、269,700人。


オーストラリアは、日本ではワーキングホリデーでよく知られている馴染みの深い国です。
過去には白豪主義(1901年から1973年頃)をとっており、長い間、非白人は排除されていました。


しかし、経済的にも地理的にもアジアとのつながり考慮する時代に移っていきました。
そのため、今では、諸外国から生徒がオーストラリアに集まっています。


オーストラリアの学士号の大半は、3年間で取得できます。
その後、1年追加してオーナー(名誉)学位に延長できますが、難関です。

たとえば、シドニー大学では、学士号終了者全体のうち、5%が、このプログラムに進んでいます。
このプログラムでは、従来の学士課程レベルでは求められていない、高度なリサーチテクニック等のスキルを身につけます。


このプログラムに進む生徒の多くは、博士号へと挑戦していく人たちです。
つまり、このプログラムに生き残れた人たちは、博士課程に進む能力があると判断されます。


大学によっては、最初から、4年あるいは4年以上のプログラムを設けており、
リサーチのスキルを身につけられるように盛り込んでいる学士名誉コースもあります。


授業料は大学によってまちまちですが、通常、年間$10,800- $23,800-の幅です

留学生は、大学在籍中に就労することができます。
学生ビザ保持者は、学業の傍ら、各2週間のうちに40時間の労働が許されています。
キャンパス内は当然ですが、キャンパス外でも働けます。

しかし、求人の多くは、オーストラリアやニュージーランドの市民権や居住権保持が条件になっています。
そのため、留学生にとっては、シドニーやメルボルンのような観光客の多い都市のほうが、断然、仕事を見つけやすいです。


卒業後もオーストラリアに残って仕事をしたい場合は、テンポラリーの卒業生ビザを申請できます。
このビザで、18か月から4年間、労働滞在が許可されます。
​

ビザの滞在許可期間は、留学生のスキルや最終学歴によって決定されます。


勉強+ワーク+ライフのバランスをとった生活を楽しむことが大切です。


(* ここでは、学部留学について述べています。ワーキングホリデーではありません。)

カナダ:


- ポイント -
  • 大学在籍中に働くことができる。
  • 卒業後、数年間滞在できるビザに申請できる。
  • 2014年の留学生数は、336,400人。(2008年は、184,150人)


教育の質がワールドクラスであることで知られているのがカナダの大学。
留学生の数が増えています。


留学生のうち、6割は、中国、インド、韓国、サウジアラビア、フランスからの生徒です。


カナダの大学は、アメリカ、イギリス、オーストラリアの大学と類似したところがありますが、セールスポイントもあります。


カナダ政府は、留学生を迎えいれるためのハードルを低くしたのです。
2014年に政府が発表した計画では、2022年までに留学生の数を2倍にすることです。


学期中はキャンパス内外で、パートタイムの仕事に従事できます。
学期間の休暇中は、フルタイムで働くことが許可されています。


卒業後は、最長3年までの労働ビザに申請できます。
カナダ政府は、インターナショナル学生の雇用を、カナダへの移住の道のひとつとして見ています。


隣国であるアメリカに似たところがありますが、安全な多文化国家です。
一般的にカナダの文化は、フレンドリーで多様性を受け入れる礼儀正しい国です。


カナダの公立大学の授業料は、地域によって差がありますが、アメリカ、イギリス、
オーストラリアの授業料よりも低い傾向です。



平均的な大学授業料は、年間$15,000 から$18,300 (カナダドル$20,000 - $24,000)。


質の高い教育と手の届きやすい授業料。
他の英語圏の大学よりも経済的に負担が軽くできそうです。


オンタリオ州を除きますが、カナダには共通の入学手続きがありませんので、
インターナショナル学生は、各大学に個別に入学願書を申請します。



また、カナダの大学の学期は9月から4月までとなっており、アメリカの大学よりも少し短い期間が設定されています。
その分、冬休みは短くなりますが、夏休みが長くなりますので、
インターナショナル学生は夏場にしっかりと仕事に従事できます。



気候は、地域によって異なりますが、冬の東部は寒い一方、西部は温暖な気候です。

カナダ政府が捉えているように、大学卒業後に留学生が滞在を延長して就労することは、
カナダ永住への道としているように、就労ビザはアメリカよりも取得しやすい国です。

そういう関係から、アメリカの大学を卒業して、カナダに就職する日本人もいます。
最初から授業料も安いカナダに留学してネットワークを広げていくのも手です。
​

U.K.(英国):


- ポイント -
  • 3年間で学士号を取得できる。
  • 学業の傍ら労働が許可されている。
  • 2012年-2013年の留学生数は、480,000人(現時点で入手出来る最新情報)。


アメリカに次いで、2番目に留学生が多い国です。
留学生の大半は、中国、インド、米国からの学生。


アメリカと肩を並べる世界的に人気の有名大学があるのがイギリス。

アメリカ、カナダ、オーストラリアと言語は共通して英語ですが、大学のシステムは異なります。

英国への留学は、大学で何を学びたいかを明確にしている学生に向いています。

そのいっぽう、アメリカの場合は、専攻学部を決定する前にいろいろなコースを受講できます。

そのため、入学願書の申請は、「大学」というよりも「学部」への申請になります。
もしも、入学後に学部を変更したい場合は、入学申請手続きを、一からやり直すことになります。


英国国内の学生と同じく、インターナショナル学生も英国の共通アドミッションシステムである
UCAS (Universities and Colleges Admissions Service) を使って申請します。



大学によっては、インターナショナル学生からの直接の申請を受け入れるところもありますが、
一般的に普及している申請手続き方法ではありません。



なお、英国の大学の多くは、インターナショナル学生が、
コモンアプリケーション(共通申請)を用いて、アメリカと英国の大学の両方に同時に申請することも許可しています。



UCAS申請には、学業成績とその学部を選んだ理由の作文が必要です。
申請する前には、大学のウェブサイトにて学部への入学要件を必ず確認することです。


年間授業料は、米ドル$14,000 から $24,000です。


スコットランドを除きますが、英国の大学は一般的に3年間で学士号を取得できます。
決して安い授業料ではありませんが、1年間短縮することによってその分の授業料を節約できます。


承認された大学の学部にフルタイムの学生として在籍している場合、
留学生は、学生ビザにて、学期中は週に20時間、休暇中はフルタイムで就労することが許可されています。

アメリカとは違い、留学生はキャンパス外で働くことが許されています。



英国は、アメリカ以上に国際色が強い国です。
ヨーロッパ各地からの学生たちが集まっていますので、英国というよりもヨーロッパを体験できる環境です。
​


フランス:


- ポイント - 
  • 留学生もフランス人学生と同じく、公立大学の授業料が適用。
  • 2014年-2015年の留学生数は、298,000人。


世界各地の200か所に、キャンパス フランスと呼ばれるフランス公立のオフィスが設けられています。

そこで、ビザの申請や大学への入学願書申請を支援しています。
ハウジングや学生ローンなど、フランス留学に必要な諸情報も揃えています。


留学を検討している人は、1年前から動き始めることを勧めています。


フランスの場合、英国と同じく、大学に出願する際に、すでに何を学びたいかを明確にしておくことです。
学士号は3年間で取得できます。この点も英国と同じです。


フランスの公立大学の授業料は、格安です。
留学生も国内学生と同じ授業料が認められています。
2015年-2016年の年間授業料は、米ドル$200-。


私立大学の授業料は、年間で$3,300-$11,200-です。


ライセンスプログラムと呼ばれる学士号プログラムは、1年間期間を短縮できますので、授業料を1年分節約できます。


フランス政府や外国政府や種々の機関による、留学生向けの奨学金制度もあります。
キャンパス フランスのデータベースから検索できます。


フランスに留学を検討している人は、まずは、自国内のフランス大使館に連絡して奨学金有無を確認することです。


欧州以外からの留学生は、フランス学生ソーシャルセキュリティー制度から
健康保険を購入する必要があります。
年間保険料は、およそ$243(2015年-2016年)。




留学生は、フランス政府の家賃支援プログラムに申請できます。
支援額は、家賃や奨学金によって変わります。


留学生に限らず、一般的に学生は、フランス国家から手厚い保護を受けられます。


欧州以外の国々からの留学生は、学生の間、パートタイム(フルタイムの6割以下の就業時間)の仕事に従事できます。




大学の講義はフランス語で行われます。
留学生にとっては、決して容易い道ではありませんが、
チャレンジするには申し分ない貴重な体験ができることは間違いありません。



英語圏であっても、最初の学期は苦労するものです。
フランス語ならばなおさらでしょう。
​

しかし、ヨーロッパの国々には多言語を使える学生が多くいます。




海外留学生が一番多いアメリカ。
その人たちが、英語以外の言語を使えることは当然ですが、アメリカの学生自体は英語しか話せない人が大半です。

何かと多様性が強調されますが、多様性に理解がある人たちばかりでもないのがアメリカです。

米国内においても、大学に4年から5年の年数と授業料を投資する価値の有無が、疑問視されています。
教育内容自体は高いレベルが求められており、世界のデ ファクト スタンダードのようになっています。


そういう観点からして、決してアメリカの大学教育を否定する立場にはありません。
毎学期、これでもか、これでもか、と言った感じで鍛え上げていくコースが上手い具合に見事に作られています。


しかし、さっさと大学を卒業して社会人になっていける道があるのならば、
​そういう道を選ぶのも賢い選択のひとつであると感じます。



いずれの道を選んでも、最終的な到達時点は同じかも知れませんし、全く違った道を開いていくのかも知れません。
​

教育は投資のひとつであることを考えると、必要年数と授業料は当然ながら、生活費、
インターンシップや職場への交通手段や利便性も忘れてはならない大切な判断要素となります。

後悔することがないようにしっかりと検討して、自分自身の内から燃え上がってくる反応のある道を選びたいものです。


[参照: U.S. News] ​
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