2016年版ベストグローバル大学ランキングにランクインしている日本の大学24校
U.S. Newsが選んだ世界の大学のランキング2016年版です。
昨年につづき2回目のランキングです。
日本では、海外に留学する学生数が減少していると言われていますが、世界的には海外留学組が増加しています。
日本の状況とは裏腹に、米国への留学生数は、10年前に比べ、40%増加しました。
例えば、中国からの留学生数は、2012年から2013年においては、21%の増加で、米国の大学/大学院への留学生数は819,644名でした。
そういう環境を背景に、大学の研究や評判を総合的に評価したランキングです。
従来、U.S. Newsが実施していたような大学や大学院の個別のプログラムを対象にした評価とは意味合いが異なります。
各国内や各大学が所在する地域別(アジア、欧州など)における各大学の水準を把握できます。
グローバル水準の透明度を高めているので、他国の大学とのコラボを検討する際にも活用できるランキングです。
研究実績や世界とアジア地域内の大学教育業界の会員らによる評価を基準にしたランキングです。
* 評価方法(データの集計方法)につきましては、ページの後半に記述しています。
昨年につづき2回目のランキングです。
日本では、海外に留学する学生数が減少していると言われていますが、世界的には海外留学組が増加しています。
日本の状況とは裏腹に、米国への留学生数は、10年前に比べ、40%増加しました。
例えば、中国からの留学生数は、2012年から2013年においては、21%の増加で、米国の大学/大学院への留学生数は819,644名でした。
そういう環境を背景に、大学の研究や評判を総合的に評価したランキングです。
従来、U.S. Newsが実施していたような大学や大学院の個別のプログラムを対象にした評価とは意味合いが異なります。
各国内や各大学が所在する地域別(アジア、欧州など)における各大学の水準を把握できます。
グローバル水準の透明度を高めているので、他国の大学とのコラボを検討する際にも活用できるランキングです。
研究実績や世界とアジア地域内の大学教育業界の会員らによる評価を基準にしたランキングです。
* 評価方法(データの集計方法)につきましては、ページの後半に記述しています。
(カッコ内は、グローバルスコアー(100点満点中)、世界ランキング)
- 1位)東京大学(スコアー:75.2/100、世界ランキング31位)
- 2位)京都大学(67.1/100、86位)
- 3位)大阪大学(62.4/100、146位)
- 4位)東北大学(60.8/100、165位)
- 5位)名古屋大学(58.6/100、194位)
- 6位)東京工科大学(57.5/100、209位)
- 7位)筑波大学(54.3/100、265位)
- 8位)北海道大学(53.5/100、282位)
- 9位)九州大学(53.2/100、291位)
- 10位)早稲田大学(52.9/100、295位)
- 11位)広島大学(47.9/100、389位)
- 12位)慶應大学(46.5/100、416位)
- 12位)岡山大学(46.5/100、416位)
- 14位)神戸大学(45.2/100、450位)
- 15位)首都大学東京(44.3/100、463位)
- 16位)千葉大学(42.2/100、522位)
- 17位)東京医科歯科大学(39.9/100、585位)
- 18位)信州大学(39.6/100、596位)
- 19位)大阪市立大学(37.9/100、632位)
- 20位)金沢大学(36.2/100、678位)
- 21位)立命館大学(35.2/100、696位)
- 22位)東京理科大学(33.7/100、731位)
- 23位)熊本大学(33.2/100、744位)
- 24位)新潟大学(33/100、746位)
アジア地域内では、東京大学が最高スコアーを獲得しています。
北京大学の73.4点、シンガポール国立大学の72点とつづきます。
京都大学のアジア地域内での順位は7位。
ご参考までに世界トップ10のスコアーと国は、つぎのとおりです。
- 1位)ハーバード大学(100/100、アメリカ)
- 2位)マサチューセッツ工科大(94.3/100、アメリカ)
- 3位)カリフォルニア大学バークレー校(92.2/100、アメリカ)
- 4位)スタンフォード大学(89/100、アメリカ)
- 5位)オックスフォード大学(86.7/100、英国)
- 6位)ケンブリッジ大学(86.2/100、英国)
- 7位)カリフォルニア工科大(85.1/100、アメリカ)
- 8位)カリフォルニア大学ロサンゼルス校(84.5/100、アメリカ)
- 9位)コロンビア大学(83.3/100、アメリカ)
- 10位)シカゴ大学(82.9/100、アメリカ)
- 750位)スロベニアのMaribor大学(32.8/100)
データの集計方法:
この調査の初年度(昨年)は、49か国、500大学がランキングの対象でしたが、2016年版の対象は、57か国、750大学に広がりました。ロイター社のリサーチ分析ソリューションを使用しています。
1000大学の情報を集め、その中からグローバルのトップ750大学に絞り込んだものです。
まずは、ロイター社が実施したグローバル評価調査結果のトップ200大学を盛り込みました。
つぎに、最近5年間(2009年から2013年)に発行された論文数の多い大学を追加し、ロイター社のデータとの重複を避けました。
その結果、ロックフェラー大学やカリフォルニア大学サンフランシスコ校のような、単独の大学院を数多くランキングに加えることができました。
その後、グローバルリサーチの実績を測定するために、U.S. Newsが選んだ12の指標を使って、ランキングを計算しました。
この調査の初年度(昨年)は、49か国、500大学がランキングの対象でしたが、2016年版の対象は、57か国、750大学に広がりました。ロイター社のリサーチ分析ソリューションを使用しています。
1000大学の情報を集め、その中からグローバルのトップ750大学に絞り込んだものです。
まずは、ロイター社が実施したグローバル評価調査結果のトップ200大学を盛り込みました。
つぎに、最近5年間(2009年から2013年)に発行された論文数の多い大学を追加し、ロイター社のデータとの重複を避けました。
その結果、ロックフェラー大学やカリフォルニア大学サンフランシスコ校のような、単独の大学院を数多くランキングに加えることができました。
その後、グローバルリサーチの実績を測定するために、U.S. Newsが選んだ12の指標を使って、ランキングを計算しました。
ランキング12指標(カッコ内は、全体に占める各指標の比重 - 合計100%):
- グローバルリサーチ世評(12.5%)
- 地域におけるリサーチ世評(12.5%)
- 論文数(10%)
- 発行書籍数(2.5%)
- カンファランス(会議)数(2.5%)
- 基準に準拠した引用(サイテーション)(10%)
- 引用合計(7.5%)
- 多く引用されたトップ10%に占める論文の数(12.5%)
- 多く引用されたトップ10%に占める論文の割合(10%)
- 国際的なコラボレーション(10%)
- 授与した博士号の数(5%)
- 教授ひとりあたりが授与した博士号の数(5%)
世界で共有できる情報の透明度が高まったのは、一般人にとってはとても有益なことです。
しかし、同時に、大学側も真剣に取り組まなければ、好まずとも外部から容赦なく評価を下される時代になりました。
この透明性が、2030年までに、50%の大学の経営が破綻すると懸念されている要因の一つです。
[Source: U.S. News dot com]