しかし、基本的には、上から下へ、赤、黄、緑。
(なぜか、「緑」を「青」と言う習慣が身についていましたので、英語圏の人に、いつも「青じゃない。緑だよ〜」と修正されます。私の記憶が間違っていなければ、確か、日本では「青」と教わったように思うのですが・・・。)
自動車が誕生してから40年近く、ドライバーたちは、信号機無しの状態で運転していました。
まあ、馬や馬車も混在していたことでしょうし、車を所有する人たちも限定されていたでしょうから、交通量は断然少なかったはずです。
1912年、ソルトレイクシティーで、信号機が開発されました。
しかし、その信号機には黄色がありませんでした。
赤と緑だけで、ブザーが鳴って信号が変わることを知らせたそうです。
そのため、黄色が付け加えられました。
青と赤は、車を何台通過させるかをコントロールしますが、黄色はドライバーの意思決定をサポートすることを目的に加えられたものです。
人間の目に一番注意をひき易い色として黄色が選ばれたようです。
黄色は信号が赤に変わる前に点灯します。
そのときに、停車して次の青信号まで待つか、それとも、黄色の間に通過できるかを、私たちドライバーは、周囲の安全を確認しながら瞬時に決定して行動に写します。
決して、「加速して通過して良い」という目的ではないのですが、意思決定をするのは個々人であり、性格にもそれぞれの違いがあります。
交差点での事故が多いのは、そのためでしょう。
さて、いま、自動車業界は大きな変化を迎えています。
ドライバーは人だけではなく、ロボット(セルフドライビイング車)も仲間入りしました。
105歳の信号機にも変化が求められてくる気配があります。
「人」と「ロボット」向けの信号機です。
セルフ ドライビイング(自動運転)車の立場で考えると、確かに信号機にも変わって欲しいと思っても不自然ではありませんね。
従来の信号機に慣れている者としては、なんとも言えないのですが・・・。
自動車業界の変化とともに、信号機にもなんらかの変化が求められるのでしょう。
ハイテク化がさらに進んでいくことでしょう。
それでは、みなさんのもとにいいことがたくさん舞い込んで来ますように!
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学ぶチャンスに恵まれていない人たちが知識やスキルを身につけ、明るい未来を築いていくことを応援します。
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[Reference: wired dot com]