10ドルではなく、20ドル札に印刷されることになりました。
候補者の中から選ばれたのは、奴隷制度廃止論者のハリエット タブマンさんです。
(関連タイトル:アメリカの新しい10ドル札を飾る女性候補者たちの顔ぶれ)
20ドル札の流通は10ドル札の流通の4倍超です。
つまり、私たちの日常生活の中で、一番目にすることが多い紙幣です。
10ドル札から20ドル札への格上げ採用と言えます。
ジャクソン大統領が、20ドル札に採用されたのは、1929年。
デザインは、それから何度か変更されていますが、ジャクソン大統領が20ドル札の地位を占めていました。
1929年当時の20ドル札は、2016年の価値にして$279です。
今の紙幣のサイズになったのは、この時からです。
クリーブランド大統領。
ジャクソン大統領の画像が採用されるまでの15年間でした。
現在の価値にすると$476。
実際にアメリカ国内で100ドル札を持って買い物に出かけたら、結構面倒です。
偽札を使って、釣り銭を稼ぐ悪い人たちがいますし、そもそも現金社会ではありませんから不便極まりない札です。
100ドル札を使う人は、悪い人、クレジットカードを持っていない人など、と、勘違いされそうな雰囲気の社会です。
「お釣りが無い」と言われることもあります。
実際には、お釣りがあっても、保全対策です。
今後、4年の間にデザインが変更されていくのは、5ドル、10ドル、20ドル札です。
そうそう、共和党の大統領候補者の一人だったベン カーソン氏(現在、トランプ氏を支援)が、タブマンさんの20ドル札へのイメージ採用に対して、「2ドル札でいいのでは」等と意見を言っていたようです。
政治が強く関わっている世界のことですから、コメントは避けますが、何かと「初」がつく、アメリカの次期大統領候補者たち。
20ドル札のように、次の大統領は女性かも。
では、みなさんのもとにいいことがたくさん舞い込んで来ますように!
[Reference: USA Today]