それは、本当なのでしょうか。
そこの会社の管理職の人たちが、米国の大学でビジネスを専攻した人ならば誰でも知っていることを勤務時間内にトレーニングを受けておられました。
そのときに、「10年間は通用する・・・」が、「あ〜、こういうことだったのか」と、実感しました。
はたして今も10年間通用するのでしょうか。しかも、新しい知識を増やさずに。
答えは「ノー」です。
仮に、日本国内で通用したとしても、会社自体が存続できる競争力を備えているか疑問です。
ハイテク化が進んでいくうちに、大学で得た知識が使い物にならないことは私自身も実感しました。
大学で学んだプログラム言語の一つなどは、衰退している言語でした。
カリキュラムに組み込まれていたから、卒業するために学ばなければならなかったに過ぎません。
正直、社会人になって、授業料を無駄遣いしたようにさえ感じました。
テクノロジーはいつも変化し続けています。
アプリケーションの開発者の職業が、これから将来も有望だと言っても、新しい言語や技術に対応できなければニーズに応えられる技術者にはなれません。
MBA保持者でも就職できずに、学生ローンの返済に苦しんでいる人たちがいます。
将来、大学を卒業しても学位が不要のブルーカラーの職業に従事する人がますます増えると言われています。
これからの時代は、学び続けなければならない時代です。
会社員、経営者や自営業者を問わずに、新しいことを学び続けていくことが求められます。
変化の早い世の中に対応できるように大学教育自体も変わらなければなりません。
ネット上で、実社会で役立つ高いレベルの知識やスキルを身につけられるようになってきましたから。
日本の某大学の教壇から去ることを余儀なくされた知り合いを見て、大学側も岐路に立たされている実情をひしひしと感じさせられました。
そして、大学とは、知識を身につけるところというよりも、知識を得る術を身につけるところであると気づきました。
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トランス ディスカバリーズは、社会人、学生を問わず、学ぶ意欲のある人たちや、
学ぶチャンスに恵まれていない人たちが知識やスキルを身につけ、明るい未来を築いていくことを応援します。