博士号はイタリアで取得し、その後、アメリカ永住権を取得し現在に至っています。
世界中を営業で回っているバリバリのビジネスマンでもあります。
地元の新聞のビジネス欄にも時々、会社の動きが掲載されているので、
忙しさは記事から想像できていました。
日本が入っていないので、理由を訊ねると、
商品開発/研究の関係上、湿気の少ない地域でないとダメだそうです。
先日、久しぶりにお会いした時に伺った話しです。
とにかく家にいる時間がない、と、奥さんが気にかけていらっしゃいましたが、
そこから話しが展開していきました。
なんと、アフリカや中近東では危険な思いをしたことがないそうです。
勿論、戦時下の地域は出張の対象外です。
意外なことに、今、出張の都度、ピリピリする国は、
なんと、アメリカのお隣さんであるメキシコだそうです。
当然、会社が身代金保険には加入しているそうです。
昔、日本の商社マンが東南アジアの某国で誘拐された事件のことを思い出させる会話でした。
それにしても、これから世界を飛び回るビジネスには、
科学者や専門家の活躍のチャンスがさらに広がっていきそうです。
あっ、体力も必要でした。