ハッピネス(幸せ度)の高いトップ13か国は、レポートの発行を開始した年から毎年、上位を占めています。
GDP、社会的サポート、健康的な平均寿命、人生における選択肢の自由度、気前の良さ等をもとに比較した調査結果です。
GDP、社会的サポート、健康的な平均寿命の3項目に関しては、日本は欧州のトップ諸国と肩を並べています。
ところが、「気前の良さ (generosity) 」になると、かなりの差が目立ちます。
学生時代にハワイのレストランでウェイトレスのアルバイトをしていた日系アメリカ人の話しです。
土地柄、ハワイには日本人の団体観光客が大勢訪れます。
ところが、日本では、チップ制は馴染みがありません。
日本からの団体客にさんざんサービスしたにも関わらず、チップ無しでがっかりすることが、度々あったそうです。
アメリカのサーバー(ウェイターやウェイトレス)の時給は非常に低く設定されているのが実情です。
日本人の団体客が来たら、内心うんざりしていたのが本音だったそうです。
過去のそういう経験や文化の違いを考慮した結果でしょうか、外国人の多い観光地では、レシートにチップ金額が印字されています。
そういう私自身も、ずいぶん器が小さいようで、レストランのチップ制度にしっくりきません。
チップを計算する段階になると、税引前か税引後の額で計算するのか、アメリカ人といつも、もめています。
周囲にはなぜか、税引後の額で計算するというアメリカ人が多いのです。
しかし、私の税引前説をサポートしてくれるようなレストランもあります。
人もレストランもチップ額の計算は、税引前か税引後に統一されていないのが実情です。
度量の大小が、そういうところだけで測られるのではないことでしょうが、日本のハッピネス順位は157か国中、53位。
では、2016年版の世界ハッピネスレポートの上位25か国です。
- デンマーク
- スイス
- アイスランド
- ノルウェイ
- フィンランド
- カナダ
- オランダ
- ニュージーランド
- オーストラリア
- スウェーデン
- イスラエル
- オーストリア
- アメリカ
- コスタリカ
- プエルト・リコ
- ドイツ
- ブラジル
- ベルギー
- アイルランド
- ルクセンブルグ
- メキシコ
- シンガポール
- 英国
- チリ
- パナマ
気前がいい国民は、観光客にも優しいという説があるようで・・・。
それでは、みなさんのもとにいいことがたくさん舞い込んで来ますように!
[References: World Happiness Report 2016, National Geographic]
*********************************************
トランス ディスカバリーズは、社会人、学生を問わず、学ぶ意欲のある人たちや、
学ぶチャンスに恵まれていない人たちが知識やスキルを身につけ、明るい未来を築いていくことを応援します。
**************** (合笑)***************