「自分に英語力がないので、応募者の英語力が判断できない。」
「帰国子女だから英語力は間違いないと思った。」
よく聞く発言です。
しかし、現場で直面する問題は、
「発音がよく、ネイティブといつも話しているけど、雑談ばかり・・・。」
「専門知識の豊富な英語の苦手な同僚の助けにならない。」
そういう苦情を聞かされました。
実は、英語力がなくても語学力をチェックする非常に簡単な方法があります。
現地の小学校から大学までを終えた人は、英語(現地語)が母国語と言えます。
逆に、そういう人たちは、別途、日本人学校に週末にかよっていなければ、
日本語力はあやぶまれます。
しかし、英語力を疑う必要はありません。
ここでは、それ以外のレベルの、日本語が母国である帰国組について述べます。
母国語、第二言語、と言われますが、
第二言語や第三言語が母国語能力を上回ることはありません。
ですので、あっさりと日本語力を確認してください。
母国語力が高ければ、第二言語もそのレベルに近づく素質があると判断されます。
また、特に、アメリカのような国に住んでいると、無意識のうちに自己主張が強くなります。
そうなければ生きていけない国です。
とはいうものの、アメリカでも「チームワーク」を重んじる傾向が根付いる時代です。
チームプレイヤーであるかも無視できない大切なポイントです。
同僚や上司の英語でのコミュニケーションを助ける場面で、
しっかりとチームプレーをしてもらう必要があるでしょうから。