アメリカ人:「言語は何を学んでいるの?(What language are you learning?)」
私:「C++, COBOL, RDB...」
アメリカ人:「僕は、日本語を勉強しているんだよ。」
私:「えっ?」(ちょっと、意味が通じていない・・・。分野が違うんだけど・・・。)
日本の経済力が強く、日本語を学んでいる人が多かった時代。
日本人らしき東洋人と見ると、日本語を話したい人たちがやたらと声をかけてきた時代。
時代は変わったものの、これからの将来に求められるものは、やはり「言語」。
しかし、求められる「言語」は、20年前の会話ではありませんが、人の間で使う言語と、コンピューター分野で必要なコンピューター言語の両方。
当時もてはやされていたC++、姿を消し始めたCOBOL、と、大学では両方学びました。
必須科目であるから仕方なかったものの、消滅しつつあるCOBOLを2コースも履修させられたのは、正直、授業料と時間がもったいなかった。
そして、今、C++も影が薄くなってきました。
まだ、大学によっては指導している言語だと思いますが、現実社会でのニーズが減ってきていることを反映するように、企業(雇用主)側が、求める条件から外してきています。
さらに、これからはプログラミングができるだけではなく、システム間がどのようにコミュニケーションを図っているのか、セキュリティー面など、求められるものは幅広くなってくるはずです。
大学だけでは、早急に対応できない域に達する感が強まっています。
専攻学科で学ぶ領域を策定していくよりも、自分自身の目的(あるいは、人生のミッションなど)を立てて、そこに到達するにはどのような知識やスキルが必要になるかを考えて、各自が臨機応変にカリキュラムを組めるような時代になるべきです。
大学間、企業との連携がますます求められてくることでしょう。
それでは、みなさんのもとにいいことがたくさん舞い込んで来ますように!