ハイテクが悪利用されるのは、アメリカでも同じです。
そういう中、明るいニュースもあります。
無人航空機システムズ学部を専攻している学生の卒業プロジェクトが注目されています。
A.E.D.(Automatic External Defibrillator:自動体外式除細動器)を、緊急電話(911)と連携し、
心肺停止の人のところへ運搬する仕組みです。
機器が近くに設置されていないばかりに、救えるはずだった命を落としてしまうことがあります。
その問題点を解決してくれるのが、この仕組みです。
フロリダ州のDaytonaビーチの近くにある当大学の無人航空機システムズ学部は、
3年前に、専攻学生わずか11名で始まりました。
ところが、今では、生徒数230名に増加しました。
同学部は、英語では、UAS (Unmanned Aircraft Systems) と呼ばれています。
この学部を設けている大学では、各校ともに生徒数が増え続けている人気の学部です。
ドローンは、商業分野での活用が今後広まっていくようです。
まるで、約20年前にインターネットの利用が、民間/商業に開放されていったように。