特に、社会人になって間もないジュニアレベルの人や、
ビジネスライティングを学んでいない人の間に共通して見られるトラブルです。
英語を外国語とする私たちが間違って使っても当然と思えます。
それは、"feel free to ask/call/contact me" です。
"Please don't hesitate...."でも同じです。
日本語にすると「ご遠慮なくお問い合わせください」と訳せそうですが、
英語では少し横柄な表現になります。
外部のお客様に対して使える表現でもありません。
これは、社内の上司や要職に就いている人だったら使うかもしれない表現です。
もしも、同僚や部下から"...please feel free to ...me"とメールの末尾にでも書かれていたら、
「私はあなたよりもランクが上よ〜」といったニュアンスになってしまいます。
アメリカ人は、こういう表現には、いちいち反応を見せませんが、
心のうちでは、「あんたいったい何様や」、
あるいは、
「あぁ、この人は経験が足りない人だなぁ」と思います。
"don't hesitate" や "feel free to"を取り外した文章にするほうが短くすっきりしますし、
誤解を避けられます。