現在、無料から高額のものまで選り取りに揃っています。
しかし、Udemyが調べたところ、売れ筋は、コースの料金が$20〜$50の価格帯。
売り上げのうち、90%は、$50未満のコースからの売り上げでした。
そのため、2016年4月4日から、コース料金が$20〜$50の範囲に限定されます。
講師陣(コースの運営者)は、その価格範囲内で自由にコース料金を設定できます。
そして、各コースの運営者が、発行していた割引クーポンは、50%引きが上限になります。
例えば、今までは、$199のコースが、期間限定で格安の$8ドルのキャンペーン価格が組まれたりしていました。
しかし、これからは、このような極端な割引キャンペーンを組めなくなります。
無料コースは、今までどおりにサポートされます。
世界各地の料金体制は、つぎのリストのとおりです。
日本円では、2400円から6000円の範囲内になります。
講師によっては、コース作成への意欲が薄らぐ人がいるかも知れません。
現状価格設定が、あと半月あまりで終わりますので、最後の格安割引クーポンを発行している講師もいます。
4月4日以降は、仮に最低価格の$20であっても、$10未満に割引されることがありません。
従来の価格制度から判断できるように、コースを運営する講師たちの収入は、
単純に(コースの料金x受講者数=売り上げ)ではありませんでした。
キャンペーン中に生徒がたくさん集まっていましたし、各受講生がいくらでそのコースを購入したかは検討つきませんでした。
受講者が、実際に購入しない高額料金をコース料金に設定しても意味がありません。
つまり、これからは、現実的なコース料金の透明性が高まるのです。
ごく少数でも、設定価格でコースを購入した生徒さんがいるはずです。
もしも、$200で購入したコースが、4月4日から$50に値下がりしたら、不公平感を拭えません。
30日以内の購入ならば問題ありませんが、受講開始したのが数カ月前だったりしたら、どう対処されるのですかね。
講師陣によっては、販売を中止し、既存の受講生にだけコースにアクセスできるように変更する場合もあるでしょう。
下手に対応するよりも、過去に販売したものは、そのままにして、新しいコースを作って新価格で販売した方がトラブルが回避できるかも知れません。
コースによっては、内容が古くなり、アップデートが必要なケースもあるでしょうから。
いずれにせよ、Udemyが、何らかの形で対応してくれることでしょう。
キャンペーン期間中にしか購入したことがない立場の者にとっては、無縁な心配事ですけどね。
では、みなさんのもとにいいことがたくさん舞い込んで来ますように!
追記、最後までお読みいただきありがとうございます。
そのお礼に青空の写真を1枚。
この青空のように気分もスカッと!