オーガニックと大豆油

オーガニックと名がつけば、商品単価が高くてもみんなが購入するという気配は薄らいできたようです。
と、いうより、誰もが「オーガニック」というラベルに飛びつくようになった上、メーカーも消費者の動きに
合わせているだけかもしれません。

最近、大豆油とオーガニックに関するちょっと気になる話しがありました。

加工食品のラベルを見てみると、大豆油（soy bean oil）を含んでいる商品が、とっても多いことに気づきました。
大豆油が安価なため加工食品に利用されているそうです。
豆乳など、健康食品として人気商品ですが、大豆が健康にいいから大豆油も身体にいいと、
私は誤解していました。

最近はオーガニック食品に参入する企業が多くなったため、米国では価格競争も始まっています。
しかし、価格を抑えるために大豆油を使用するメーカーがたくさんあります。
大豆油は、加熱により酸化されるそうです。
抗酸化が老化防止にいいことは、知られていますが、大豆油はその逆で、老化が早まると騒がれています。

大豆油だけの話しではないのでしょうが、確かにオーガニックで、「えっ、この値段？」という商品が
増え、「有難い」と思いながら手を伸ばしている私の手にしわが増えているように見えたのは
気のせいであって欲しい。