フェースブックの月間ユーザー数が14億9千万人に達したそうです。
1876年、初めて電話による通話が実現した年ですが、その当時の世界の人口に匹敵する数です。
1日の検索件数は、15億件。
しかし、日本ではどれほど普及しているのでしょうか。
自分自身の周囲を見てみると、バイリンガルや海外在住の人たちは利用しています。
お店を経営している人や自由業者、アーティストたちも活発に利用している様子です。
ところが、日本の地方に住んでいる是非とも繋がりたい幼馴染たちは誰も使っていません。
きっと年齢も強く関係しているのでしょうけど。
そういう中、数人から、FBにアカウントを開いた旨の知らせがありました。
ところが喜んだのも束の間、プライバシーの設定方法や使い方がわからないようで
Likeボタンをクリックすることも、状況を投稿することもありませんでした。
そして、数少ない私の日本在住の友人たちは、ついには、
FBから頻繁に送られてくるアップデートメールや、
知らない人から送られてくるメールに閉口し、FBアカウントを閉鎖してしまいました。
そういう事情も重なり、実際に日本でもっとも使われているSNSが何であるのかを
興味津々で調べてみたら、つぎのようなデータが見つかりました。
2014年12月に発表されたものです。
調査結果によると、ほとんどの国々では、FBがメインに使われています。
日本では、どうやらTwitter(ツイッター)が主流のようです。
Twitterを全く使っていない立場からすると、驚きを隠せない結果です。
FBは米国では、純粋に友達(現実社会での知人たち)のネットワークとして広がっていきました。
日本の場合は、その段階を経ずに、いきなりマーケティング色の濃い
ソーシャルネットワークとして広まっていったように感じられます。
見知らぬ人からのリクエストには応じないほうが安全ですし、
マーケティング目的一色の投稿も制御できます。
私も活発に利用しているユーザーではありませんが、FBはやはり便利です。
いちいち「メールアドレス変えました」等のメールを送る手間が省けますし、
世界を転々としている人たちとも繋がりを保てる貴重なソーシャルネットワーク。
遠くにいても近況がわかりますし、距離を感じさせないツールのひとつとなりました。
いずれのソーシャルネットワークを選ぶかは、それぞれの好みや目的によって異なるのでしょうが、
下手すると時間を無駄使いしてしまいそうになるシステムであることには、変わりはないようです。
ユーザーを引きつける仕組みがあちらこちらに組み込まれています。