興味本位の群集心理と職場の人間関係。
自分の家族が、このような悲劇の被害者になったとき、誰がネット上でそのようなビデオを公開したい、公開されたいでしょうか。
ところが、自分には関係ない他人のこととなれば、まるでエンターテインメントの一部に化しているとしか思えません。
感覚が鈍くなってきていると実感します。
そして、2つめ。
加害者は同じテレビ局の元従業員。
どこの組織に入っても、相性の合う人もいれば、何かとチクチクくる苦手な人がいます。
いろいろな違った性格の人たちが集まってこそ形成されるのが組織。
勤務態度のよろしくない人もいます。
カメラマンは、それを人事部に指摘し逆恨みされた被害者とのこと。
しかし、なぜ、人事部は、そのような報告を匿名のシステムにしなかったのか不思議です。
せめて、悟られないように感情は、顔や態度に出さないように成長しなければと、身につまされる思い。
元従業員による乱射事件は、残念ながら珍しいことではない米国。
実際に米国に住んでいる今、恨むことも恨まれることもないように気をつけたい。