玄関前に宅配物を置いて行かれることが多い中、今回は、珍しく明日(つまり、今日のこと)の再配達をお知らせするものでした。
まあ、最近のように、玄関先に置き去りにされた宅配物を堂々と昼間に盗み取られるケースが増えているアメリカですから、再配達してくれて当然と思うのですが・・・。
日本のような細かい日時指定までを期待することは無理ですし、期待してもだめですけどね。
そういうことで、今日は、一日中、家で待機している次第です。
オンラインショップで買い物するのは便利なのですが、安全な配達のことを考えると、躊躇したくなることがあります。
ローテクな解決策しか思い浮かびませんでしたが、このアマゾン キーは名前から連想できるようにハイテクを駆使したもの。
留守時に、カメラとWi-Fiキーで連動したシステムで、玄関ドアを開錠して宅配の人が家の中に宅配物を置いていけるプログラムです。
Alexaのカメラで家の中の状況を撮し出されるので、玄関ドアを開けてからの状況を外出先から確認できるそうです。
37都市から始まり、サービス範囲を広げて行くそうです。
アマゾンプレミアム会員に限定されたサービスです。
つまり、オンラインショップでの買い物後の不便性を改善するには、アマゾンプレミアムの会員になって、カメラやWi-Fiキーを購入する必要があります。
デバイスの価格は、約$250-から。
アマゾンで買い物時に、In-home(屋内)配達を選べるようになります。
アマゾンの屋内配達用のアプリもインストールする必要があります。
テクノロジーに違和感がなく、仕事で忙しい若い世代に利用者が増えると見込まれています。
年齢の高い人たちは、スマホを使いこなせなかったりしますが、時間に余裕があります。
その上、プライバシーも気になるようですので、そういう年齢層でユーザーが増えるかどうかは、実際にサービスが始まってみないとわからないところです。
アメリカでは、すでに、似たようなサービスがシリコンバレーで始まっています。
大手スーパーチェーンのウォルマートが、食品を冷蔵庫の中まで配達してくれるプログラムです。
この場合は、一度だけ使えるコードでドアを開き、スマホに通知が入るようになっています。
そこまでしていただくと、少々、プライバシーやそのほかで利便性以上に、逆に心配になることが増えるような気がするのですが・・・。
でも、屋内配達(インホームデリバリー)は安全のような気がします。
デリバリーの人たちは、交通量、時間、そして配達する個数といつも戦っています。
よそ様の屋内に入って、下手なことをするような時間的余裕がありません。
我が家にも、少し前に再配達の人が宅配物を届けてくださいました。
私が玄関先に出た時には、すでに、荷物だけが置いてあって宅配人の姿はありませんでした。
素早い!
安全がタダでは手に入らないアメリカ。
これから、セキュリティー分野のハイテク化がますます進んでいくことでしょう。
このサービスは、これからオンラインショップの「must have(なくてはならない)」サービスになっていくような気配を感じます。
機器の初期費用も、各社の競争できっと値下がりしていくことでしょう。
それでは、みなさんのもとに、いいことがたくさん舞い込んで来ますように!
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トランス ディスカバリーズは、社会人、学生を問わず、学ぶ意欲のある人たちや、
学ぶチャンスに恵まれていない人たちが知識やスキルを身につけ、明るい未来を築いていくことを応援します。
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[References: The Washington Post, and al dot com]