ここを訪れる度に実感するのが、マイカーを保有しなくても暮らせる時代がアメリカにも近づいて来ていることです。
駐車場を探すのが大変ですし、駐車料金も結構な金額になりますので、観光客としての移動にはほとんどUberを利用しています。
(Liftの方がお勧めという話しもチラホラ耳にしますが、UberのドライバーはLiftでもドライバーとして仕事をしているので車やドライバーにおけるレベルでは大差はないと思うのですが、、、。)
実際、その親族は、マイカーを親しい友人とシェアしています。
毎日車を使う必要はありませんが、たまに必要になるので、レンタカーよりも友人とシェアしたほうがコストパフォーマンスが高く、便利なのでシェアすることに決めたそうです。
数年のリース契約にして、期間が満了するタイミングで、リース契約する番を交代しています。
リース契約をする順番にあたった人が好きな車を選んでいます。
平日に車を必要とする人と週末や休暇のときだけに車を必要とする人のライフスタイルが、運良くマッチし、しかも親しい友人ときているラッキーな珍しいケースに過ぎないのでしょうけどね。
そういうアメリカですが、2035年までに自動運転車(AV)の数は、車全体の4分の1を占める勢いで伸びていくと予想されています。
あくまでも予想ですので、これからの消費者動向、技術、新しいサービスの誕生などにより変わってくることでしょうが、都市部の路上から交通量を減らして環境を改善しなければならないことは平均的アメリカ人にも周知のこと。
今のような一人に一台の時代が消えそうな気配を感じます。
アメリカ人が生涯、車の運転に費やす時間は平均39000時間。
それは、日数にして1625日。
約4年半近くの合計です。
確かに毎朝の通勤時間は苛立ったドライバーが多く、気を抜けません。
しかし、マイカー運転は、走るプライベートのリビングルームと考えられます。
特に、帰宅時。
やれやれ、と、1日を終え、ドライバーシートに座った時の開放感。
好きな音楽を聴いたり、ポッドキャストを聞いてメンタル面をリフレッシュしたり、ニュース解説を聴いたり、半分自宅に帰ったような気分です。
それでも運転に気を抜けないことは同じです。
時間帯によっては、酒酔い運転の無責任な人もいますから。
この走るプライベートリビングルームの快感さを維持でき、自分で運転しなくても良いとなれば、これほどいいものはありません。
Uberのシェア ライドもありますが、プライバシーが気になりますし、未知の人とシェアするのは利便性よりもリスクの方が大きいとしか思えません。
消費者として、今後の自動運転車(AV)に求めるものは、
- プライバシーを維持できる快適な走るリビングルーム(人によってはオフィス)のコンセプト
- コストパフォーマンスの良さ。
最近のニュースで報道されていましたが、Lyftのドライバーが乗客の会話などすべてをビデオストリーミングしていました。
どんなに利便性がよく、コストパフォーマンスがよくても、プライバシーを等閑にされては利用価値がないと思うのですが、如何なものでしょうかね。
ドライバー レス カー(AV車)のサービスが待ち遠しいです。
それでは、みなさんのもとにいいことがたくさん舞い込んで来ますように!
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トランス ディスカバリーズは、社会人、学生を問わず、学ぶ意欲のある人たちや、
学ぶチャンスに恵まれていない人たちが知識やスキルを身につけ、明るい未来を築いていくことを応援します。
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