ところが、アリゾナ在住の人たちの中には、カリフォルニアに対していい印象を持っていない人たちがいます。
そこで、自分たちの目で確かめるしかない、と、思い、休暇を利用してカリフォルニアまで行くことにしたのです。
結論として、遊びで訪問するには楽しいところですが、生活の拠点の地として選ぶのは躊躇したい、というところが正直な気持ちです。
まず、一番に気づいたのが、道路の保守状態が劣っていること。
交通量が多いからメンテナンスが大変なのかも知れませんが、カリフォルニア州はメンテ用の財源がないのかと思ってしまうほど。
もしかしたら、アリゾナの整備の行き届いた道路事情のほうが、珍しいのかも知れません。
しかし、いったん、そういう状況に慣れてしまった者にとっては、渋滞も重なったあのカリフォルニアの道路を運転する日々を想像するだけでうんざり。
そして、道路一本を挟んで、コミュニティーの雰囲気がころっと変わってしまう点にも驚きました。
まるで、アメリカの格差社会を縮小版として見ているような感じです。
ホールフーズが進出してくる前からKマートがあったため隣同士となった珍しい光景。
俳優の卵たちが掛け持ちしている仕事は、Uberのドライバーだけではありませんでした。
世界中の食が集まったようなロサンジェルスの広大な敷地に展開するFarmers Marketにも、歌ったり、踊ったりする店員さんたちをたくさん見かけました。
「住めば都」と昔から言いますが、特に(アメリカの)都心部では、安全がタダでは手に入らない時代。
一人が一台、車を保有した結果の交通渋滞や駐車場の確保問題もまざまざと見えました。
州境を越えてアリゾナに戻ると緑の風景も増え、気持ちがホッとするのは、「住めば都」そのもの。
職場でそのことを話したら、同感の人たちが意外にも多い。
カリフォルニアは、遊びに行く街としておこうと決心できた休暇でした。
それでは、みなさんのもとにいいことがたくさん舞い込んで来ますように!
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