一般的に、サンクスギビングデー(11月の第4木曜日)の夕方から各家庭は、クリスマスの飾り付けを始めます。
それに合わせて、ショッピングセンターからスーパーマーケットまですべてがクリスマス一色に変わるのが通例。
昨年までは、クリスマスソングが大好きな私が、サンクスギビングデーより前にクリスマスの飾り付けをしようものなら、アメリカの風習に反する、と、家族に強く反対されたものです。
どういうことかと言うと、まるでお正月の飾り付けを今の時期に始めるようなことなのです。
ところが、今年は、もうクリスマス色が深まってきました。
サンクスギビングデーの影が薄くなっています。
まずは、オンラインショップの力。
サンクスギビングデーの翌日である金曜日から始まるホリデーショッピングの幕開けであるブラック フライデー。
オンライン上では、もうそんな風習に関係なく、ホリデー商戦が始まっています。
それでなくても実店舗の小売業界は年々、売り上げが減り、厳しい状況に立たされています。
店舗に客足を集めるには、まずは、消費者のホリデー感覚を高めていかなければなりません。
車社会ですから、ドライブ時に欠かせないラジオの影響力が大きいのは事実。
そのラジオから流れるクリスマスミュージックに合わせて、ショッピング欲を高めようとしているとしか思えません。
まあ、確かに、不思議なもので、クリスマスソングを聴いていると楽しい気分になりますし、プレゼントのことも考え始めます。
日本のように駅周辺や一箇所に店舗が集まっているわけではありません。
市内に点在するショッピングセンターへ、勤め帰りに立ち寄ってもらいたいのでしょう。
そう、帰宅後にオンラインで買い物する前に!
かつて、ウォルマートと競っていたチェーン店大手のターゲット。
今日のニュースで、ホリデーシーズンであるにも関わらず、非常に業績が悪いと報道されていました。
個性のない旧態依然としたお店からは客が減っていくのが当然。
ターゲットには、この5年以上、立ち寄っていません。
買い物したくなるような魅力がない店舗に化していると感じていたのは私だけではなかったのです。
閉業して行った小売店舗の後に、最近、進出して来ているのは、レストランばかり。
地ビールを作っていてペットも連れて行けるレストランやお洒落なフュージョン系のレストラン等。
モノよりも生活が便利になったり、心が豊かになるような付加価値のあるものに私たち消費者は動いているようです。
モノに溢れて家の中に収まらないほどのアメリカ。
モノのために倉庫を借りたり・・・。
遅かれ早かれ、そういう状態にうんざりして、スッキリと楽に生きて行くことに目覚めるはずです。
これと言って特に欲しいモノがないのにプレゼントしたりされたり・・・。
ホリデーシーズンと名乗った商魂シーズンの到来です。
生き残りを賭ける大切な時期です。
そうそう、欲しいものが一つありました。
それは、アマゾンの屋内配達に対応できる監視カメラ。
オンラインショッピング無しでは困る時代になりました。
それでは、みなさんのもとに、いいことがたくさん舞い込んで来ますように!
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