他の人の腕と少し違うことを知ったのは、小学校に入学してからのこと。
周囲と同じでないことは、なぜか悪いことのように感じた子供の頃。
そういうコンプレックスを持って育った猿腕の持ち主である私。
猿腕は、英語で「double jointed elbow」と言います。
モンキーアーム、モンキーエルボーではありません。
学生だった頃のことです。
ルームメートに猿腕であることを見破られてしまいました。
内心、(あーぁ、またか。どうせ私の肘はみんなと同じじゃないですよ)と落胆。
ところが、意外にも、彼女の反応は、「カッコイイ!」でした。
それに対してコンプレックスを持って育ったことを説明しました。
彼女は、驚いた様子で、「人と同じじゃないことは、アメリカではカッコイイのよ〜」と。
そもそも、呼び名がモンキーアームよりも、double jointed elbowのほうが、スマートな響き。
多様性に富んだ多民族国家。
今週開催されていたヒラリー クリントンさんの民主党大統領候補のコンベンション。
聴衆の面々を見ていると、実にアメリカの実際を反映しているような様々な人たちが集まっていました。
先週の共和党のコンベンションとの大きな違いは、そこでしょうか。
外国人の私が、アメリカの政治にどうのこうのと口出しできる立場ではありませんが、人種のるつぼと言われてきたアメリカ。
外部と孤立することなく、「異であること」を受け入れて、評価する国であり続けて欲しいものです。
それでは、みなさんのもとにいいことがたくさん舞い込んで来ますように!
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