大学に通いながら、他に、専門学校などに通う人たちのことです。
別段、ダブルスクール族と呼ばなくても、大学生が英会話学校に通ったりしているのはダブルスクールの類でしょう。
そこで、気になったことがあります。
アメリカに、二つの学校に籍を置いているようなダブルスクール族がいるのでしょうか。
ダブルメージャー(大学内の専攻学部が二つ)は、います。
なぜアメリカには、ダブルスクール族がいないのでしょうか。
それは、
- 大学の授業料が既に充分すぎるほど高い。授業料をこれ以上膨らませることができない。
- 他の学校や専門学校に頼らなくても、大学内の教育で学べる選択肢が充分にある。その上、12単位以上の履修には、授業料の追加負担がない。
- 実務経験が重視される世の中。現実社会でネットワークを広げる必要がある。
- 学生の傍ら、働いて収入を得る必要がある。
上記4つは、すぐに思い浮かんだ理由です。
就職活動を意識するタイミングで、ビジネス学部の生徒たちも受講しているコンピューターサイエンスの人気のコースがあります。
オンラインでも無料で公開しているハーバード大学のCS050(コンピューターサイエンス050)。
文系だからコンピューターのことがわかりません、では通用しない時代。
さすが、人気コースと言われているだけあって、なかなか面白く、興味を惹きつけるわかりやすさのコースです。
これほど、わかりやすいコースがあるとは、今の時代の学生が羨ましい。
オンラインで今の時代に旬な知識を身につけられる時代です。
大学もこういう取り組みをしないと大変なことになるのでしょう。
2030年までに、50%の大学の経営が破綻すると予測されているアメリカです。
日本はその上、少子化も重なっている・・・。
大丈夫なのかなぁ・・・。
日本の某有名大学の教壇を立ち去らなければならなくなった知人の姿と重なってしまいます。
それでは、みなさんのもとにいいことがたくさん舞い込んで来ますように!