英語で言うDress Codeです。
テレビや映画の影響で勘違いされているのでは、と、思われる「外資企業」における服装規定の解釈。
日本の外資企業での経験ですが、ミニスカート(マイクロミニスカート)だったり、
やたらと肌を露出していたり、香水プンプンだったりと、ちょっと気になる点が目立ちましたので、
米国の現状をお知らせします。大きな勘違いがあるようです。
同じ会社でも地域によって解釈が多少異なります。
例えば、ある大手企業。
カジュアルな服装が許されています。
当地アリゾナでは、ショートパンツは許されていませんが、ジーンズはOKです。
ところが、同じ会社でも東部の支店に行くと、ジーンズには折り目をきちんとつけて
アイロンがけしたものに限定されています。
また、米国では、セクハラ訴訟で女性側が簡単に勝訴する、と
思っている方々がいらっしゃるかも知れませんが、現実は違います。
挑発するような服装をしていた場合には、勝訴の見込みはありません。
肌を露出していなくても、身体のラインがくっきりするような服装も不可です。
香水も服装規定の中に入っています。
香りは個々人の好みにより大差がありますが、それ以上にアメリカで考慮されているのは、
アレルギーによる反応など健康上のマイナスのリアクションです。
香水や強い香りの整髪料などを完全に禁止している企業もあります。
誰もが快適に職務に取り組めるように、周囲の人たちに配慮することが最優先事項です。
そして、各企業の業務内容や社風に応じた服装を心がけなければなりません。
アメリカ本土の会社は、近年、何かとチームワーク、チームワーク、と、強調しています。
いっその事、スポーツチームのように、職場も制服を導入してくれたら楽になるのに・・・。
イベントの度に2度と着ることのない変なデザインのTシャツを買わされて、
アグリー(ugly)Tシャツがたまるばかり。