それは、害虫退治屋さん。
害虫退治は一般的にペスト コントロール (pest control) と言っています。
殺虫剤は、ペスタサイド (pesticide)。
昨年の冬が比較的温暖だった関係上、全米各地の都市部でネズミが増えています。
思いやりがあり、環境も考慮したネズミ退治方法として、シカゴで8月から試験的に実施しているのが、ドライアイスを使った殺鼠。
コンサートの煙や、食品の鮮度を保つために使われているあのドライアイス(二酸化炭素の氷結)です。
ネズミのような小さな害虫退治に効果を発するそうです。
この退治方法は、シカゴから始まり、ボストン、ニューヨークと広がっています。
ドライアイスは、二酸化炭素ですので、酸欠状態となり、ネズミは、眠りに就きます。
つまり、ネズミにも非常に優しい殺虫方法というわけです。
この試験を実施している地域では、ネズミの数が6割減少したそうです。
それにしても、着目点がすごいですね。
20ポンド(約9キロ)のバケツ入りのドライアイスのコストは、$57(米ドル)。
しかし、くれぐれも素手で触ったり絶対にしないようにお気をつけください。
ましてや、濡れた手で触ると大変なことになります。
時代が変わっても、人類はネズミに悩まされ続けているのが事実。
害虫退治屋さんは不滅の職業のようです。
意識してみると、地元には、家族経営の害虫退治屋さんが多いようです。
地域柄、結構繁盛しているようです。
月に一度依頼しているゴキブリ駆除をやってくれる業者さんと、たまに話す機会がありますが、知識の豊富さには驚きです。
まるで、ゴキブリ講座です。
石鹸や台所洗剤は、ゴキブリにとっては、タンパク源となるそうです。
台所洗剤は、ゴキブリを退治してくれると勘違いしていました(苦笑)。
それでは、みなさんのもとにいいことがたくさん舞い込んで来ますように!
*********************************************
トランス ディスカバリーズは、社会人、学生を問わず、学ぶ意欲のある人たちや、
学ぶチャンスに恵まれていない人たちが知識やスキルを身につけ、明るい未来を築いていくことを応援します。
**************** (合笑)***************
[Reference: USA TODAY]