Uberのセルフドライブ自動車が関わった事故で、死亡者が出ました。
初めての死亡事故のようです。
事故が起こったのは、昨夜(日曜日の夜遅く)のことです。
事故現場は、アリゾナ州のテンピ(フェニックスの隣りの市)です。
歩行者の女性(49歳)が、横断歩道ではないところを、自転車を押しながら歩いていたところ、事故にあったそうです。
病院に運ばれましたが、残念ながら女性は亡くなられたとのこと。
毎日、私が、車で走っているところの近くです。
Uberのセルフ ドライブ(ドライバー レス)カーを毎日何台も見かけるところです。
詳細はまだ公表されていませんが、疑問に思ったのは、時速40マイルという法定制限時速。
アリゾナのレベルにしては、非常に安全な速度。
そして、まだ、テスト運転の段階ですので、運転席にはドライバーが乗車。
いったい、何が起こったのでしょうか?
たまたま、昨夜、日曜日の10時過ぎにTempe(テンピ)市を車で走っていました。
車の数は、非常に少なく、路上はスカスカ状態。
なぜ、バックアップのドライバーは、歩行者を認識できなかったのでしょうか。
この死亡事故をきっかけに、Uberは、アメリカとカナダ各地で実施しているドライバー レス カーの試運転を全面中止することになりました。
では、今日は、これにちょっと似ていますが、ロボットのお話しです。
すでにご存知の方もいらっしゃることでしょうが、それは、先週のこと。
バーガーを焼いてくれるロボット「フリッピー (Flippy)」が1日で解雇されました。
1時間にバーガーのビーフパティを150枚焼ける優れものであるはず。
センサーでで焼け具合をも判断できるそうです。
救世主のように期待されていたのですが、、、、。
カリフォルニア州のバーガー店(カリ バーガー)に10万ドルで導入されました。
オーナーが言うには、
- ロボットのサイズが思った以上にデカイこと。
- ロボットと一緒に仕事をする従業員の教育が間に合わなかったこと。
人工知能ですから、焼けば焼くほど賢くなっていくはずです。
論理上は、そうであっても、実際に現場で運用して見なければ気づかなかったことや、分からなかったことでしょう。
ロボットは、現在、一時休暇中ですが、店内に展示されていて、つぎの出番を待っています。
車、ロボット、いずれも「道半ば」と言ったところのニュースでした。
一歩ずつ、より良いものに改善され、実用が近づいていることだけは間違いありません。
そして、私たち人間も、ロボットと協働していける術を身につけなければならないことを実感できるニュースでした。
それでは、みなさんのもとにいいことがたくさん舞い込んで来ますように!
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トランス ディスカバリーズは、社会人、学生を問わず、学ぶ意欲のある人たちや、
学ぶチャンスに恵まれていない人たちが知識やスキルを身につけ、明るい未来を築いていくことを応援します。
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[References: USA Today, Chicago Tribune, Caliburger]