同時にハッカーなどセキュリティー問題が懸念されることが増えました。
そこで、ちょっと感じたことがあります。
それは、飛行機です。
旅客機には、パイロットが必ずコックピットにいますが、すでにコンピューターによって自動飛行できます。
1日に飛行する旅客機は、フライト数でおよそ29,652から38,961の間です(Reference: Vanita Ashar @Quora)。
たまにニュースでとりあげられる飛行機による事故は、大きなインパクトを与えますが、ハッカーによって墜落させられたというニュースを聞いた記憶がありません。
走行する車の台数は、飛行するエアークラフト数には比べられません。
逆の言い方をすれば、自動車に関連する業界には、それだけビジネスチャンスも大きいはずです。
住宅、家電、車、スマホと、想像を超えるような可能性が潜んでいます。
関わっている人たちの数も社員、契約社員、アウトソーシング、と断然多くなります。
その分、技術や知識を共有することが増え、情報も漏洩しやくすなります。
つまり、アクセサリー的な便利機能のプログラムは、ハッカーにとっては、パラダイスとも呼べる侵入しやすい領域になるリスクがあります。
ドライバーレス自動車の安全性を考えるのならば、まずは、安全に「走行」することを優先するように開発されるべきです。
「あれば便利」と思うような付加価値的な機能は、後回しにされるべきです。
いや、なくてもいいかも。
そもそも、Googleのドライバーレス自動車の開発には、18歳のときに親友を交通事故で亡くしたセバスチャン (Sebastian Thrun) のパッションが入っています。
人為的運転ミスで交通事故の犠牲者を出さないためにです。
各社が競ってドライバーレス自動車の開発に参入していますが、Google自動車から始まった「交通事故の犠牲者を出さない」思いを忘れないで欲しいものです。
それでは、みなさんのもとにいいことがたくさん舞い込んできますように!
[References: Quora, TED Talks]