車体は、レクサスのSUV。
荒くれ者が多かった西部の開拓時代のように、今でも「ワイルドウェスト」と呼ぶ人がいますが、土地が平坦なところが多く、しかも碁盤目状なのでスペードを出しやすいのが特徴。
運転しやすいところですが、シアトルのような北西部に多く見られるような親切に道を譲ってくれる人の数が減少します。
穏やかな性格の人でも、当地に移ってきてからは、人生の中で一番クラクションを鳴らすことになるのが常です。
その上、高齢者だけが住んでいるサンシティーでは、ゴルフカートが路上を平気で走っています。
高速で走る車に混じってノロノロ運転も多いし、予期せぬ動きを見せるドライバーもたくさんいて、運転するには細心の注意を要するところです。
規則をきちんと守って礼儀正しいGoogleのドライバーレス自動車にとって、新しいチャレンジができるところであることは、間違いなしです。
今年の初旬、Google本社近くで初めて、Googleドライバーレス自動車側に過失がある事故が1件発生しました。
路肩のサンドバッグを避けようとして時速2マイルで走っていたところ、バスに衝突しました。
これがGoogle車が起こした初めての事故と言える事故です。
今まで、その他に16件の事故に遭遇していますが、すべて他の車に過失がある事故(後続車の注意不足による追突など)ばかりです。
Googleドライバーレス自動車の車体後部には、ウェブサイトのアドレスが表記されており、住民からの反応が期待されています。
アメリカも若者世代は、1950年から1970年世代の人たちよりも、車への愛着が薄いようで、自分自身で運転することへのこだわりも薄らいでいるそうです。
確かに運転するのは精神的に疲れますからね。
職場に着いた時点でぐったりでは話しになりませんよ。
ドライバーレス自動車を歓迎するのは、高齢者だけではなく、車で通勤している人たちにも期待されるはず。
通勤時間中に眠るなり、仕事するなり、自分の好きなことができますからね。
しかも、満員電車とは違って、自分だけのプライベートな空間。
つまり、未来の車は走るリビングルームか書斎。
それでは、みなさんのもとにいいことがたくさん舞い込んで来ますように!
(参照:Arizona Republic)