まだ日本にいた頃です。
あるプロジェクトでアップル系の知識のある技術者が必要になりました。
そこで、インドのオフショアチームから人材を探しました。
ところが、見事に該当者なし。
Windowsが主流(というのか、独占的)の時代。
インドの学校教育も市場に合わせて指導されているので、誰もがWindows技術者として育て上げられていました。
それから10年経過した今は、どうなっているのでしょうか。
アンドロイドが独占状態。
iPhoneよりも価格面が安価ですし、技術者たちもアンドロイド系のアプリなどを作ることに慣れています。
しかし、97%とは驚きです。
スマホ市場の世界第3位の規模を占めるインド。
魅力のある市場です。
そういうインドに、アップルが、アプリ アクセルレーター (App Accelerator) を正式にオープンしました。アップル製品用のアプリ開発者のインキュベーターです。
インドの技術者が無料で登録できるアクセルレーター。
そこでは、毎週、500名の開発者たちがApple Technology Evangelistsと面談します。
報道によると、アップルが、1対1でアプリを分析し、フィードバックを与えるそうです。
これにより、アップル商品のアプリを強化します。
昨年5月に、アップル社のCEOクック氏がインドを訪問した際に、Acceleratorの件について発言されていました。
GoogleやFacebookのような米国の大手IT他社は、インド人技術者を活発に使っています。
アップル社が、カリフォルニア州で毎年開催しているWorldwide Developers Conference (WWDC) に誰でも参加できるわけではないのがインドに住んでいる開発者たちの実情。
だったら、アップルから乗り込んで行くしかありません。
これからきっとインドもアップル系の人気が高くなっていくことでしょう。
そういえば、WWDC2017が近づいています。
6月5日ー9日の予定。
場所は、カリフォルニア州サンノゼのMcEnery Convention Centreです。
今年は、たまたまその期間、カリフォルニア州に行く予定ですが、残念ながらWWDCへの参加ではありません。
追記、知人(インド人)からプロジェクトの話しが入って来たのですが、Windows系のプロジェクト。
Mac派に移り変わったことを説明し、「Windowsは、もうわかりません」と正直に説明しました。
すると、その人曰く、「私の息子と同じですね」と。
「Windowsには見向きもせずに、PCが埃を被っている・・・」と、親の世代は嘆いていました。
PCが埃を被っているのは私も同じ。
そのお子さんの気持ちが、よ〜くわかります。
それでは、みなさんのもとにいいことがたくさん舞い込んで来ますように!
[Reference: buzzfeed]
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