なぜ日本はお金持ちでフィリピンは貧しいの、と。
彼女は、インターネット上の国際結婚紹介サイトで知り合ったアメリカ人男性と、数千回にもおよぶメールの交換と、男性の数回のフィリピン訪問を経て、めでたく結婚し、アメリカに移住して来られた方です。
一年近くかけて車の免許を取得されて、いざ車を購入する時期になって、なぜ日本はお金持ちで、、、の質問をされたのです。
とっさのことで考えたことのない疑問。
「物価が高いから給料も高くなるんじゃないかしら」と答えにもならない逃げ道で精一杯。
後で考えてみました。
大きな違いは国のブランド戦略ではないでしょうか。
バックトゥーザフューチャーの映画の中で博士が言っていたように、「日本製はジャンク」と言われた時代があります。
しかし、日本は、品質にこだわった製品を創り出し、その地位を築き上げました。
いっぽう、フィリピンは、労働力を海外に提供し、その対価として外貨を得て自国に仕送りする出稼ぎスタイルが主流。
いろいろな要因があるでしょうが、大きな違いはきっとそこでしょう。
個人レベルでも、会社レベルや国レベルでも同じことが言えそうな気がします。
アメリカの裕福な高齢者を見ていたら、みんな若かりし頃に何かを発明/開発したり、事業に成功したり、ゼロから作り上げた人ばかり。
人間に与えられた創造する力。
スマホの機能ではありませんが、能力も使いこなしていないなぁ、と、実感。
そうそう、余談ですが、彼女によると、フィリピンには、東西南北のコンセプトがないそうです。
ちょっと不便そうですね。
少なくともGPSが誕生する地でなかったのは確実ですね。
では、みなさんのもとにいいことがたくさん舞い込んできますように。