ビバリーヒルズやハリウッドに近い、L.A.の中心部に位置する便利なところに滞在しました。
いたるところが地下鉄の工事中で、車の運転にはストレスがますます増える交通渋滞。
その上、アメリカとは思えない1台分の駐車スペースの狭さ。
サンタモニカのショッピングセンターなんかは、コンパクトカーのスペースにSUVを無理やり駐車している強硬派がいます。
肥満の人だったら絶対に運転席から出られない狭さ。
もっともアメリカ内陸部とは違って、ロサンジェルスやサンタモニカで肥満の人を見かけることはありませんでしたけどね(笑)。
では、今日は、L.A.で利用したUberについて。
どんなナイスルックスのドライバーにあたるか、それを楽しみにしながら、一週間で六回利用しました。
その現実は、、、、
六回ともドライバーは移民の人たちで、映画業界とは無関係の人たちばかり。
出身地は、エチオピア、ロシア、メキシコなど。
女性ドライバーは一度だけ。
Uberドライバーを本業にしている人もいましたし(いい仕事が見つからず他に選択肢がないのかも知れませんが)、他に仕事を持っていて、その傍らにUberドライバーとして車を走らせている人もいました。
一番驚いたのは、Uberが想像以上に走っていることです。
アプリを立ち上げ、目的地を入力すれば、なんと1分以内の距離に平均8台が走っていました。
待ち時間は1分以内。
一番長く待たされたのは、地下鉄工事中のハリウッドの夕刻時で、それでも4分。
アプリ上でドライバーを追っていると、すぐそこの距離だったのですが、工事中で進入禁止地域があったため、Uターンしたり赤信号待ちしたりで4分かかったようです。
しかし、1分以内の距離に8台とはレベルが違います。
観光地でもありますので、次から次に乗客をゲットすることは簡単だそうです。
東京のように車無しで生活の困らない都市とは違い、L.A.のように公共交通機関が整っていない(地下鉄は発展途上の段階)都市では、車は必須アイテム。
高速道路を観察してみるとほとんどの車は運転手だけ。
不動産価格が高騰し続けているL.A.中心に位置する治安の良い便利な地域は、富裕層しか住めない状態。
そのため、普通の人にとっては、通勤時間が長くなるばかり。
Uberが充実しているとは言っても、車が生活必需品。
だったら、いっそのこと家賃が高くなっても中心部に住んで、Uberドライバーのように仕事を掛け持ちする生き方もあり、と、感じました。
過去にもL.A.には、何度も訪問したことがありますが、本気でじっくりと地元住人のように時間を過ごしたのは初めてです。
「車」に関するいろいろな視点からの「勿体無い」。
Uberが誕生した理由をしっかりと感じました。
そうそう、L.A.在住のアメリカ人によると、東京のように公共交通機関がしっかりと整備されている都市こそが、「Proper City(本当の都市)」と言われました。
それでは、みなさんのもとにいいことがたくさん舞い込んで来ますように!
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