一般的に日本では、アメリカ人は日本人のように長時間労働をせずに、ワークライフバランスをとって休暇もしっかりとっていると思われがちです。
ところが、アメリカ本土のアメリカ人たちは真面目で、非常に働き者です。
高収入になれば、なるほどその傾向がまざまざと見られます。
その背景には、よりよいポジションを狙って、低い給料で働いている人たちが大勢控えているためです。
長時間労働を拒否しようものならば、低い賃金の人たちに仕事を奪われるリスクがあります。
拒否したくても拒否できない義務的な立場に置かれているのです。
長時間労働=フルタイム=限定数の職業。
いっぽう、オフィスのアシスタントやサポート的な職業等、高度なスキルを要しない職業では、週40時間勤務している人の割合は、15%未満です。
マネジメントや法律関連、エンジニア等に限られた職業が、フルタイムのチャンスが多い分野。その結果、そういう職業がステータスが高いという時代になってしまいました。
それにしても、非フルタイム労働の業界の多さには驚きです。
この数年、我が家に新聞を配達してくれているマイケル。
立派なSUVに乗って、毎朝、新聞を届けてくれます。
どのような事情があるかはわかりませんが、何らかの理由で、マイケルも仕事を掛け持ちしなければならない状況なのでしょう。
今の生活に不満を持っている白人の多さを考えると、もしかしたらトランプさんが大統領に選ばれるかも知れないと不安がよぎってしまいます。
それでは、みなさんのもとにいいことがたくさん舞い込んで来ますように!
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トランス ディスカバリーズは、社会人、学生を問わず、学ぶ意欲のある人たちや、
学ぶチャンスに恵まれていない人たちが知識やスキルを身につけ、明るい未来を築いていくことを応援します。
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[Sources: The Week dot com, and equitable Growth dot org]