私、凡人流の言い方をすれば、財の豊富な家庭が、子孫の繁栄のため、これから生まれてくる子どもたちをしっかりと教育できる優秀な嫁を迎えいれるような慶事に思えます。
市場環境は、いつも変化しているし、独自性の欲しい中国企業にとっては、これからのグローバル戦略のお手本になるような結婚で、シャープの価値も正当に評価されているようです。
Mac信者になった今では、日本から持ってきたPCを滅多に開くことがありません。
たまにはPCのセキュリティーをアップデートしよう、と、思いログインしたある日、ポップアップメッセージが表示されました。
しかも、インターネットセキュリティーが無効にされた状態で。
それは、某大手インターネットセキュリティー会社(アメリカ)の日本サイトからでした。
「以前、XXXXXXXをお使いでしたが、期限が切れております。再購入してください。」のようなメッセージでした。
アメリカでしかりと購入を継続していますけど!
有効期限もまだ半年以上残っていますし、ラインセンスも3本のうち1本は残ったままです。
同じ会社であってもアメリカと日本では経営が違うのでしょうが、客の囲い込み方法が少々ひどい。
有効期限内のライセンスを無理やり一方的に無効にされては、もうこのPC(日本語)を開けません。
これに似たケースがまだあります。
日本にいた時に、アメリカのアマゾンで買い物をしようとすると、「お買い物は日本でしましょう」と、これまたポップアップメッセージが表示されるのです。
アメリカから日本のアマゾンにアクセスして買い物しようとしても、そのようなメッセージは出てきません。
日本語を使う人口が限られているので、限られた器の中での客の囲い込みは当然でしょう。
日本への進出に興味を持っていないアメリカ企業がありますが、理由の一つは人口の縮小。
狭い市場に入ってくる外国企業と海外に進出していく日本企業では戦略も違います。
海外で最近活躍している日本企業の一つが楽天。
Rakutenとして知られています。
シャープも今後、ブランドとして世界で活躍していくことに期待します。
昔から藩を超えての戦略結婚がありましたが、今では国を超えた戦略結婚。
Hon Hai社が、嫁いびりをしないことを切に祈ります。
そして、シャープには賢い強い嫁であって欲しい。
では、みなさんのもとにいいことがたくさん舞い込んで来ますように!