会社が支援しているコースが無料だったので参加しました。
しかし、雑念が頭の中をぐるぐる回り、瞑想で落ち着いた気分になるどころが、逆に、時間が勿体無いとすら感じたのでした。
実際、私が瞑想できるようになったのは、インドで瞑想を知ってからずいぶん年数が経過してからのことです。
1日中、パソコンの前に座りっぱなしで、肩こりがひどくなったため、ヨガ教室に通いました。
そこで、初めて、ヨガの後に、自然と瞑想に入るテクニックを教わりました。
個人差もあるでしょうが、いきなり瞑想ができない場合は、ヨガやストレッチをしてから瞑想に入っていくと非常に楽に入れると思います。
いったん慣れると、事前のヨガ無しで、いきなり瞑想できるようになりました。
日本語で「瞑想」、「薬」と聞くとまったく違った世界の言葉のような響きがあります。
ところが、これを英語で言うと、meditation(メディテーション)と medication(メディケーション)です。
非常に似ていますし、どちらも「med(医学)」が頭についています。
お医者さんに、薬を処方してもらったら欠かさず服用することができます。
簡単です。
しかし、3週間、毎日、瞑想を20分、エキササイズを30分、ヘルシーな食事、テレビを観ない、等と処方されたら、果たして言われたとおりに実行できる患者さんがいるかなぁ、と考えてしまいます。
意識して気をつけなければ、楽な方に流れてしまうのが人間なのかもしれません。
だから、薬品会社が次から次にと人が飛びつくような薬を作り出すようになったのかも知れません。
悪いものを体内から出すよりも、口に入れる方が楽なのでしょう。
アメリカに住んでみてつくづくそう感じます。
瞑想には、やってみなければ気づかない大きな効用があります。
だから、meditationと呼ばれているのだ、と実感できます。
では、みなさんのもとに、いいことがたくさん舞い込んできますように!