ところが、マイクロウェーブを応用している技術は、電子レンジに限ったことではないのですね。
当然?!
先日、マイクロウェーブタワーに登って仕事をするという人に出会いました。
アメリカは3連休だった休み最後の日。
夏の終わりを告げるというLabor Day。
マイクロウェーブタワーと聞いて、なぜか、一番に頭に浮かんだのが大きなイタリアンレストラン。
レストランの建物の屋根に業務用電子レンジ専用のタワーが立っている様子をイメージ。
私:レストランの屋根に登るの?
テクニシャン:マイクロウェーブタワーだよ。
私:えっ、建物の屋上じゃないの?マイクロウェーブタワーって、どんなものなの?
私:はい、知っていますよ。
テクニシャン:あの塔をマイクロウェーブタワーって呼ぶんだよ。
私:えーーーーっ、キッチンのマイクロウェーブしか知らなかったー。
マイクロウェーブタワーとは、携帯電話基地局のこと。
マイクロウェーブは、コミュニケーション(通信)やテレビ中継に使われているのですね!
考えてみたら「マイクロウェーブ」は、各家庭に1台はある電子レンジに応用されている技術に過ぎません。
まるで商品名のように世間に広まっていますけどね。
コミュニケーションに使われたり、調理加熱に使われたりする不思議な技術。
しかも、私たちの目で見ることができないときているので不思議感倍増。
デジタル、アナログデータの両方のタイプのコミュニケーションに使われるそうです。
1950年代に、米国の通信会社が使い始めたシステム。
遠距離電話や市と市を跨ったテレビ番組の放送などに使われました。
今は、アメリカ大陸を横断する遠距離コミュニケーションには、コストの安い光ファイバーや通信サテライトが主流になりました。
だからと言って、マイクロウェーブタワーが不要になった訳ではありません。
マイクロウェーブ中継局を使ったコミュニケーションは、今もなお、近距離通信や軍隊で使われている大切なシステムです。
だからこそ、携帯電話中継局のテクニシャンは、休日なんか関係なくメンテをする必要があったのですね。
夏の終わりを告げるLabor Day(労働の日)。
まだ最高気温が40℃を超える現地。
早朝に済ませたメンテナンスだったらいいですね。
世の中は、こんな風にいろいろな職業の人たちによって支えられているのですね。
それにしても、暑い中、お疲れ様です。
それでは、みなさんのもとにいいことがたくさん舞い込んで来ますように!
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学ぶチャンスに恵まれていない人たちが知識やスキルを身につけ、明るい未来を築いていくことを応援します。
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