つまり、ベビーブーマーからミレニアルへのバトンタッチが、終了の時期に近づいていると言えます。
18歳から34歳(2015年時点)のミレニアル層は7540万人。
ベビーブーマーである51歳から69歳は、7490万人。
比較的、存在感の薄いジェネレーションX(35歳から50歳)ですが、この年齢層も2028年までにベビーブーマーの人口を追い越す予測です。
新学年が始まるまでの夏休み期間中、アメリカでは、高校生から大学生までアルバイトで大忙しの時期です。
子供に自立心を持たせるためもありますが、子供をサポートする余裕がない親が多数いるのも関係しています。
現実、幅広い年齢層が現役就労者を構成しています。
いろいろな年代の人たちに接していて気付いた点があります。
それは、将来に対する考え方です。
将来を悲観的に捉えて危機感を抱いているのが、年齢を重ねた人たち。
つまり、過去と比較する傾向が強いからです。
いっぽう、これから社会人になっていく若い年齢層を待っているのは将来だけ。
比較する過去がありません。
明日と比較すれば、今日は明日よりも若い。
昨日と比較すれば、今日は昨日よりも歳をとっている。
これからの時代を率いていくミレニアル層を見ていて、つくづく感じさせられました。
それでは、みなさんのもとにいいことがたくさん舞い込んで来ますように!
[参照:米国統計局データ、Pewリサーチ センター]