それは、月額利用料9ドルそこそこのNetflixのおかげ。
映画館の一人分のチケット代にも至らない。
もちろん、Mac TVを使ってテレビ画面で楽しんでいる。
自宅でいつでも好きな時間に思い立ったら、
あれこれ選べるし、観始めてから、ちょっと期待したものとは違う、
と思えば惜しげ無く途中で止める事もできる。
車を運転する必要もない。
その上、寝っころがってもOK、ワインを飲みながらでも、
途中でポーズを入れても誰にも文句を言われない。
レビューの☆の数4つ以上をいつも選んでいる。
5つ星はなかなか見当たらない。
4つ星評価された映画でガッカリしたことは今のところない。
インターネット上のレビューサイトの中は、有料ライターが都合のいいことばかりを
掲載しているサイトがあるので、評価をあまり信頼できないところがある。
その点、Netflixの場合は、映画が終了したら☆で評価できる画面が表示される。
自分自身が他の人の評価を参考にできたことに感謝し、
鑑賞後は、都度、映画を評価することが習慣となった。
レビューは、やはり消費者にとって有益な判断材料となる
真実を伝えるものであって欲しいと思いつつ。
それにしてもたまり続ける映画鑑賞券をどうしたものか・・・。
連れ添いに、「他の人にあげよう」、と提案したら、
「いや、無料鑑賞券とはうたっているが、もしも何らかの但し書き事項があって、
手出ししないとならないようなチケットだったら申し訳ないから」と。
ジャパナイズされて米国に帰ってきた連れ添いも、
すっかりアメリカ人に戻った様子。
表記されていないFine printがあるかも、と気遣っている。
確かにアメリカには、消費者を惑わさんばかりの
「但し・・・」があるから疑って当然。
「無料のものはなにもない!」というお国柄ですからねぇ。
それにしても、社員に感謝の気持ちを伝えたいのならば、
映画鑑賞券ではなく、チョコレートやクッキーや花束にして欲しい!!!
*注:Fine printとは、保険証書などに本文よりも細かい文字で記述している
条件や細目。虫眼鏡がなくては読めないほどの究極の細かいフォントサイズも
アメリカでは珍しくありません。誰にも読ませないことを前提にしているのかも
と疑いたくなります。
客からのいいフィードバックをもらった、誕生日、等々の理由で
ここアメリカの会社は、なにかと言えば直ぐに映画鑑賞券をプレゼントしてくれる。
我が家も、品行方正な連れ添いのお陰で、4枚たまっている。