消費者の立場からして、確かに実感しています。
コストコを先頭に、特に、この数年、普通のスーパーマーケットチェーン店やウォルマートに至るまでオーガニックを謳っている低価格帯の商品が増えています。
2015年ベースの調査によると、アメリカ人がオーガニック商品を購入するのは大手スーパー系が半数以上を占めています(下図)。
その上、そういうスーパーマーケットは、ホールフーズが扱っている同じ商品であっても値下げ価格で販売して、消費者をしっかりとキャッチし、ホールフーズから客足を奪っているのが現状。
まるで、私がホールフーズで何を買っているかを監視されていたように、日常的に購入している商品を取り揃えているのです。
つまり、値段も少し安く設定されているので、わざわざホールフーズまで出かけなくてもいいように足止めされているのです。
「オーガニック???それって何?」という時代。
36年。
産まれたばかりの赤ちゃんが36歳になる年月の経過。
オーガニックに対する関心や業界が変化していくのは当然。
特に、オーガニックのような食品リテイル(小売)業界は、差別化が難しいことでしょう。
成熟してきた分野の価格競争。
「オーガニック」の定義が変わっていくかも知れませんし、信頼性が薄らいでいくリスクもあります。
ひとりの消費者として今、個人的に興味を持っているのは、キッチンに隣接した温室で野菜やフルーツを自給自足できるようすること。
そこまで本格的ではなくても、壁一面のウォールガーデニングの方が現実的かも。
自分で家を2軒建てたDIYのプロ。
このおじさんが、今、力を入れているのが家庭菜園。
ランチに、自分の庭で採りたてのジューシーでピチピチした美味しそうなトマトを持ってきています。
信頼できるオーガニック生産。
マークおじさんに刺激されたのも一因ですけどね。
それでは、みなさんのもとにいいことがたくさん舞い込んで来ますように!
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トランス ディスカバリーズは、社会人、学生を問わず、学ぶ意欲のある人たちや、
学ぶチャンスに恵まれていない人たちが知識やスキルを身につけ、明るい未来を築いていくことを応援します。
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[References: Organic Trade Association, and The Washington Post]