例えば、バナナが身体に良いととりあげられると、翌日、スーパーではバナナが完売。
そこまで極端ではありませんが、アメリカでも、似たようなことがあります。
ドクターOz(オズ)が番組で何か商品を取り上げると、視聴者の大半は影響を受けます。
番組の最後にドクターOzは、いつも自分とは関係ないから、と注意を促していましたが、
その件でワシントンD.C.へ。
ところが、逆に、彼が番組で使う「形容詞」が指摘されましたね。
「スーパー」フード等々。
ひとつのサプリや食品だけで健康を維持できないことは、誰でもわかっていることでしょうが、
私も含め消費者心理は動かされます。
業界は違いますが、Appleの新商品説明会。
毎回、私も楽しみにして観ていますが、形容詞が実に多いですね。
Apple大好き人間ですが、あまりにも絶賛する形容詞が頻発しているから、最後の頃にはちょっとうんざり。
形容詞を外した文章だと、まるでリサーチ論文みたいな感じになるし、
かと言って使いすぎると信頼性が乏しくなるし、難しい。
なにを美しいと思うか、すばらしいと思うか、感性は人それぞれ。
今更ながら、なぜ心理学が大学の必須科目になっているかを結びつけられる
ドクターOzのワシントンD.C.訪問でした。