今日は、そこから少し派生していきます。
実は、昨日、パナマに移住したというアメリカ人カップル(退職者)にお会いしました。
今回、当地(アメリカ)には、家を売却するための帰国。
パナマは、世界の移住先のトップランキングの国の一つとして、しばらくランクインされています。
やはり、トップランキングに入っているとおり、非常に住みやすいそうです。
物価は、アメリカの3分の1。
治安がよく、気候も過ごしやすいとのことで、パナマでの生活にすっかり満足していらっしゃいました。
個人的に非常に興味が湧いて来たので、少し調べてみました。
退職者ビザを取得する条件は、生存している間、継続的に入ってくる年金/収入があること。
- カップルで月額$1000が最低条件額。カップルとしての合計金額ですから、一人が$900、伴侶が$100でもOK。
退職者(Pensionado)ビザと呼ばれていますが、一定条件を満たしていれば年齢制限はありません。
- 毎月750ドルの収入があり、パナマに最低10万ドルの不動産投資をしていること。
- 扶養家族(18歳未満の子供)については、一人あたり毎月250ドルの追加収入。なお、身体に不自由がある場合は、18歳未満の制限無し。また、この子供一人あたりの追加の250ドルについては、パナマ銀行の預金から得られる利息でもOK。
そして、パナマの退職者プログラムには、数多くのおまけがついてきます。
- 映画、劇場、スポーツ観戦などの入場料が50%割引。
- 月曜日から木曜日の間はホテルが50%引き、週末は30%引き。
- 公共交通機関(バス、電車、船舶)の運賃が30%引き。
- 航空券は25%引き。
- レストランは25%引き。ファーストフードは15%引き。
- 電気、電話、水道料金は25%引き。
- 医者や専門医の医療費は20%引き。
- 義足や義手などは20%。
- 病院や個人クリニックは15%引き。
- 歯科と眼科は15%引き。
- 処方薬は10%引き。
- 家庭で使用するグッズの海外からの輸入は、1万ドルまで免税。
- 車両の海外からの輸入や、パナマ国内での購入は毎2年免税。
この各種の割引ですが、カップルが1年間生活した場合、軽く1万ドルをセーブできる金額になります。
国境を越えての移住には、かなりの費用と労力/心痛を要することは充分に経験しました。
しかし、パナマのような国だったら、終の住処としてあと一回だったら引っ越ししてもいいかなぁ、と、ふと感じてしまいました。
まあ、実際に住んでみないとわからないことばかりですけどね。
アメリカの医療費の高騰と治安を考えると、アメリカ人がアメリカ国外に脱出していく気持ちがよくわかります。
わずか5%の人しか退職後の生活を満喫できないと悲観するよりも、幾つになっても夢を持っていきていきたいものです。
それでは、みなさんのもとにいいことがたくさん舞い込んで来ますように!
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トランス ディスカバリーズは、社会人、学生を問わず、学ぶ意欲のある人たちや、
学ぶチャンスに恵まれていない人たちが知識やスキルを身につけ、明るい未来を築いていくことを応援します。
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[Reference: Viva Tropical dot com, and International Living dot com]