ボーイング社によると50万人近くのパイロットが世界各地で新規に必要になると報道していました。特にニーズが高いのは中国。
アメリカだけをみても、2024年までに、4500人のパイロットの新規採用が見込まれています。
大手エアラインをはじめ、パイロットのトレーニングセンターが数多くあります。
秋の新学期になると、およそ500名の規模のパイロット養成コースが始まる学校があります。
そのうちの約90%は海外からの学生でアジア人が中心です。
大半は、中国の人たちで、他には韓国やカンボジアからの人たちが訓練を受けています。
新学期に見かけた頃には、たどたどしい英語で、初々しい感じの人たちでしたが、3ヶ月以上が経過した今では、すっかりとキリリとした顔立ちに変身しています。
新学期のように街中で見かけることは数少なくなりましたが、
学校が忙しいようで、たまに出会うと眼差しが真剣そのもの。
早朝の青空の中を、遠くに見える複数の気球(観光客用)を背景に、
一定間隔を置いて次々とエアポートに舞い戻って来ている小型機。
(絵になる光景ですが、車の運転中のため、赤信号停止で写真を撮るチャンスを狙っています。残念ながら、いつもタイミングがずれてしまいます。)
彼らが、キャリアを積んで、コマーシャルエアラインのパイロットになる日も、
そう遠い将来のことではなさそうです。
なお、米国の小型ジェットのCo-Pilotの年収は、6万ドルから13万ドル。中央値は、約89,000ドル。
アメリカ人の場合は、フルタイムの仕事の傍ら、パイロットライセンスを取得する人が大半のようです。1年〜1年半をフルタイム学生として投資できる余力があるのならば、決して悪い投資ではないかも知れません。