着陸、特に不時着が上手であると聞いたことがあります。
それから意識してみると、確かに海外の航空会社の場合、ジャンボ機であっても
いつ着陸したのか気づかないほど、スムーズな着陸をするフライトを経験しました。

アメリカ軍隊のパイロットは、2種類あります。
海軍 (Navy) と空軍 (Air Force) です。
はい、海軍にもパイロットがいます。
パイロットの訓練は、どちらも同じようなトレーニングを受けます。
合同トレーニングもあるそうで、航空機も似たようなタイプを使って訓練を受けます。
大きな違いは、空軍基地が陸上であるのに対し、海軍は大型船のように移動できる運搬船上にあります。そのため、海軍パイロットが操縦するのは小型機で、滑走路が短く、飛行距離も短くなります。
そして、目的地の近くにエアベースを設置し、指令が出たら即座に行動に移すスピード感が必要です。
いっぽう、空軍の場合は、広いエアベースを使い、長い滑走路から離着陸します。
航空機のサイズも中型機から大型機で、飛行距離も長くなります。主に運送目的に利用されます。
パイロットの制服から判断する場合は、翼マークのバッジの色に違いがあります。
空軍パイロットの翼マークはシルバー色、海軍パイロットの場合はゴールドです。
いろいろなルートでパイロットへの道に進まれるようですが、今日も青空を見ながら、
世界の空が平和であって欲しいと願うばかりです。
そして、パイロットとしてのスキルを悪利用することがありませんように。
(* 関連トピック:将来のパイロット不足問題、今、取り組んでいる国は?)