つまり、袋を紙袋かプラスチック(ビニール)袋のどちらにするかを聞かれるのが常でした。
紙袋を選ぼうものならば、「環境を破壊している」と言わんばかりの態度をされたのを記憶しています。
確かに紙袋の原料は木材です。
そのためなのか、単なるコスト削減なのか、ビニール袋を奨励する動きが強まりました。
木を伐採し自然を破壊しているとして使用反対された紙袋や紙ストロー。
その逆に、まるで自然を保護する救世主のように扱われて、世の中を埋め尽くすようになったプラスチック。
プラスチックがいかに環境や自然体系に悪影響を与えているか知られるのに時間がかかりました。
それにも関わらず、一般的なスーパーの買い物客たちは今でもビニール袋を使っている人たちが主流。
カリフォルニアのように州によっては、ビニール袋は禁止されていますし、袋のサイズ大小にかかわらず、一袋ずつ袋代として課金されます。
使い捨てのプラスチックストローは、すでに使用禁止の傾向です。
ここアリゾナでも今年末までには、使い捨てストローは紙ストローに変わります。
マイバッグを持参したり、買い物袋なしで商品を手に持って店舗を出ると、万引きに勘違いされる人たちもいます。
アフリカ系アメリカ人は、特に、誤解される傾向が強いらしく、彼らは必ずと言っていいほど、小さなものひとつでもビニール袋を使っています。
保身のために。
環境に悪いとわかっていても、ビニール袋が姿を消さない背景には、いろいろな理由があるのでしょうけど、、、。
単にコスト面だけを重視しているのならば許せないことです。
ビニール袋による海洋生物への被害が増えています。
インドでは海に限定されていません。
自然に戻ることが出来ずに、行き場を失ったビニール袋が街中の片隅のあちらこちらに散乱していました。
それは、もう20年近く前のことですが、体調を崩して熱を出すと、今でも必ず悪夢に出てくる光景になってしまいました。
それほどインパクトの強い光景でしたが、それが地球上のあちらこちらで起こっているのです。
それでは、みなさんのもとにいいことがたくさん舞い込んで来ますように!
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学ぶチャンスに恵まれていない人たちが知識やスキルを身につけ、明るい未来を築いていくことを応援します。
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