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PCP (Primary Care Physician) が必要なアメリカの医療システム

6/3/2018

 
この夏に、アメリカに移住してから丸々8年を終えます。
そして、ようやくPCP (Primary Care Physician) を決めました。
PCPとは、日本で言う掛かりつけ医(家庭医)のようなもの。

幸い健康に恵まれていましたし、高額な医療費に怯え、ひたすら医療機関とは距離を置いていました。ところが、約2ヶ月前に始まった鼻血騒動で、PCPがいない不便さをつくづく思い知らされたアメリカの医療システム。長く続いたその鼻血問題も無事に治癒されたようでひと安心。
医療保険があるものの、合計3回の医療機関訪問の自己負担額は$500を超えました!
たかが鼻血、されど鼻血。

アーユルヴェーダで知っていた鼻ウォッシュを再開。
怠けずにこれを継続していたら乾燥による鼻血がここまで酷くなることはなかったことでしょう。
もう怠りません!
身体は日頃から自分でメンテするのが一番の得策。

さて、今日はアメリカのPCPについて。
夫に紹介された家庭医専門医療機関に所属する医師の中から女医さんを選びました。

アメリカのお医者さんは、一般的にとてもカスタマーサービス精神が高く、患者対応が非常に良いものです。

簡単な診断や薬の処方ができるナース プラクティショナー(NP)やPhysician Assistant (PA) のほうが、態度が横柄だったりすることがあります。

医師は重責な分、そういう点もしっかり鍛え上げられているようです。


さて、PCPとの最初の面談。
時間をゆっくりとってもらえました。

今までに受けた予防接種からヘルス関連、手術歴、家族の病歴などすべての聞き取り調査。
そして、医師がすべてをその場でパソコンに入力します。
帰宅後、ウェブサイト上で患者のログインIDを作ってログインすれば、すべてのデータを閲覧できる便利さ。

血液検査も結果が出たらすぐにメールが届きますので、すべての検査結果と対応や医師のコメントを閲覧できます。

まるで自分の身体の履歴書みたいな感じです。

初面談では、数々の血液検査。
なんとチューブ5本分です!

別にHIVの検査は必要ないと思ったので拒否したのですが、「みんなに勧めていますけど、どうですか。本人が知らないだけで感染している場合が多いのですよ」と。
そう言うことで、せっかくのチャンスだからHIVも検査を受けました。
これは、幸い保険ですべてがカバーされたようで自己負担なしでした!
半ば強制的に近い形で勧められた検査ですからもしも保険で負担されなかったら憤慨するところでした。別に必要としていない検査だったのですからねぇ。


そして、熱心にプッシュされている検査が2つあります。
大腸ガン検査と乳ガン検査。

アメリカは大腸ガンが多いので、大腸の内視鏡検査 (colonoscopy) は保険で全額負担されるそうです。
これを今、勧められているところです。
夫が数年前に検査したときには、病院に付き添いました。
内視鏡検査ですから、麻酔を使います。
心地よい気分になるから検査後には自分で運転できません。
つまり、保険でカバーされているとは言っても、帰りは自分で運転できない不便さが伴います。
その上、検査前には腸内をキレイにしておかなければなりませんので、自宅での前準備も面倒です。

そして、あとひとつの検査は乳ガン検査 (mammography)。
アメリカは乳ガンと診断する人たちがあまりにも多いので、この検査自体に問題があるのではないかと疑いたくなります。
話しによると痛いと聞いていますし、、、。


初回は、まあ、拒否の意思を示しただけで済みましたが、2週間後に迫った次回の面談でどういう展開になるのか少し気になります。

そういう流れの初面談で一番感激したのはピロリ菌検査です。
その代わり、私は胃ガンの方が気になります。
医師も日本人の間には胃ガンが多いことを承知のようで、「ピロリ菌検査をしましょう」と勧められました。
Picture
[Image credit: amazon.co.jp]
Picture
[Image credit: amazon.com]
大腸ガン検査(コロノスコピー)からすかさず胃ガン検査に進められました。
日本人には胃ガンが多いことはアメリカの医師も十分周知のようです。

内勤の血液検査技師が行なってくれました。
2種類の袋に息を吹き込むテストです。
2袋めの前にはレモン味の飲み物を飲まされました。
朝から断食していたせいか、結構美味しく感じました。

このピロリ菌検査は私の保険の場合、自己負担が少し発生しました。
後でネットで調べてわかったことですが、日本のアマゾンではオンラインで購入できる検査キットのようです。

アメリカのアマゾンもついでに調べてみたら医療機関で使ったのと同じようなものが売られているではないですか!
でも、アメリカへの配達には2週間要するそうです。

自宅で検査し、胃ガンのリスクがあると判定されたときに医療機関に頼ればいいのですね。


まあ、今回は、医療費が嵩んでいますが、アメリカではPCPがいなければいなければダメだと痛感させられました。
ひと安心といったところでしょうか。

確かに医師がデータをもとに定期的にチェックしてくれますので安心なのですが、、、。
血圧が少し高い夫。
食生活を注意すると、「大丈夫、薬飲んでるし、先生 (PCP) が健康管理してくれているから」ですって!
アメリカ過ぎる驚きの発想。

悪いものを身体から取り除くのではなく、食べたいものをしっかりと食べ、飲んで、そして、薬を飲む。

ふ〜む、体内に入れるばかりではなく、飲食に気をつける排除する方法もあるのだけど、、、。


それでは、みなさんのもとにいいことがたくさん舞い込んで来ますように!

​*********************************************
トランス ディスカバリーズは、社会人、学生を問わず、学ぶ意欲のある人たちや、
​学ぶチャンスに恵まれていない人たちが知識やスキルを身につけ、明るい未来を築いていくことを応援します。

**************** (合笑)***************

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