当地の近隣市であり、アリゾナ州立大学の所在するテンピ市で、自動運転車によるUberのサービスが昨日2/21より始まりました。
ピッツバーグで既に5ヶ月間稼働していましたが、当地アリゾナも、自動運転車時代の幕開けが来ました。
予約の入れ方は、今までと変わらず、UberXから選びます。
利用できる自動運転車が近くを走っている場合、自動運転車が配車されます。
なかには、「自動運転車はイヤ」と言う方もおられることでしょう。
その場合は、「キャンセル」を選んで、他の車を再依頼できる仕組みになっています。
料金は、通常のUberXと同じで、自動運転車には3人まで乗車できます。
オンラインで事前に予約を入れるので、いったん配車され乗客をピックアップする目的地に向かい始めたら行き先の変更はできません。
今まで4回利用したときのドライバーは、1回目が白人アメリカ人男性、2回目がフィリピン系の大手ホテル勤務の20代の男性、3回目がメキシコ系の中年男性で娘さんがアリゾナ州立大学に進学している人、そして4回目が白人アメリカ人男性。
2回目と3回目のドライバーは非常に良かったのでフィードバックも満点をあげました。
しかし、1回目と4回目は少々不満。
ドライバーがみんなああ言う人たちならば、Uberを敬遠したくなるタイプ。
そう言ったところで、今のところUberの評価は五分五分の勝負。
つまり、私にとっては、地元での利用に限っては、Uberの自動運転車は大歓迎。
気のきいたドライバーとの会話を楽しめる機会が無くなりますが、感じの悪いドライバーと時間を共有する必要もなくなります。
何かとオートメーション化が取り沙汰されている最近。
ビル ゲイツ氏が、数日前、インタビューに答えていましたが、ロボットに課税することを提案していることと、着実に近づいているオートメーション化を考えてみました。
確かに、頷ける理由づけです。
労働から解放された分、自由な時間も増えます。
ロボットの所有者に納税させた分で、仕事を失った人たちが、新しいことを学んだり、トレーニングを受けたりできます。
しかし、アメリカの勤労者を観察していたら、個人差が大き過ぎるのです。
15分間であるはずの休憩時間をなんと平気で30分もとったりする人がいます。
仮にロボット課税が実現して、学べる機会が増えても、意欲のない人たちは、きっと、テレビの前に座ってビールを片手にポテトチップスやプレッツェルを食べていることでしょう。
もしも、自分自身がロボットの所有者であったとします。
たとえば、高齢になった親の介護のためのロボットを購入したとします。
その上、気に入った介護士にも出会えなかったとします。
そのような状況下で、ロボットの労働に匹敵する報酬の納税に満足できるでしょうか。
規模の大きな企業ともなれば、オートメーション化は効率化には欠かせません。
企業にとっては、利益を最大化することが大きな目的。
法人税を納めていますし、カットした人材分の納税には理解を示すことはできないでしょう。
アメリカでは、以前から、社会人になってもスキルアップやプロフェッショナル デベロップメント(資格などを維持するために最新技術や業界動向などを学ぶことを義務付けされている単位)が浸透している社会です。
これが、これからの世界の傾向になるのかも知れません。
学校の卒業は、学びの始まりです。
それでは、みなさんのもとにいいことがたくさん舞い込んで来ますように!
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トランス ディスカバリーズは、社会人、学生を問わず、学ぶ意欲のある人たちや、
学ぶチャンスに恵まれていない人たちが知識やスキルを身につけ、明るい未来を築いていくことを応援します。
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[Reference: Quartz]