日本の現在の消費税率は8%。
それが10%になる。
この消費税が日本に導入されたのは、それほど昔のことではありません。
平成元年4月1日からです。
平成に生まれ、平成と育ち、そして、令和になった今、10%になろうとしています。
消費税が日本に導入された頃、アメリカには既に消費税が存在していました。
Sales Tax、Consumption Tax等と呼ばれるものです。
国レベルではなく、各州によって税率が異なります。
州税 (State Sales Tax) と地方税 (Local Sales Tax) から構成されています。
日本よりも歴史が古い消費税ですが、一般的に9%を超えている州は税率が高いと解釈されています。
それは、食材や薬など、州民が生きていくために必要なものは消費税がかからなかったり、課税されてもわずかな税率となっています。
日本の現在のように一律すべてに8%の消費税がかけられている点と大きな違いがあります。
例えば、アリゾナ州。
消費税は8.37%で全米第11位の消費税の高い州です。
(少なくともアメリカ国民や居住者はそう感じています。)
家庭で料理するために野菜や肉をスーパーで買います。
このような食材には消費税がかかりません。
では、次に、州別(アルファベット順)の消費税です。
1)テネシー州(9.47%)
2)ルイジアナ州(9.45%)
3)アーカンソー州(9.43%)
4)ワシントン州(9.17%)
5)アラバマ州(9.14%)
その逆に消費税ゼロの州もあります。
デラウェア州、モンタナ州、ニューハンプシャー州、オレゴン州。
(アラスカ州には州レベルの消費税はありませんが、地方レベルの消費税(1.43%)があります。)
買い物金額に対して1割近くの違いがあるのですから、州境に住んでいる人たちが、州を超えて買い物に走るのは当然です。
地方レベルの消費税率が州レベルの消費税よりも高い州は、
アラバマ州、ルイジアナ州、コロラド州、ニューヨーク州、オクラホマ州です。
(消費者にとっては、消費税は消費税。別に、地方レベルと州レベルの消費税のどちらが高いかは別に気にしないと思いますけどご参考までに。)
消費税は透明性が高く分かりやすい税金制度。
しかし、すべてのものに一律に課税されるのは考えてしまいます。
せめて生きていくために必須である食材や薬には消費税ゼロが無理ならばせめて税率を下げるとかできないものでしょうか。
それでは、みなさんのもとにいいことがたくさん舞い込んで来ますように!
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