ただ単に、「年齢」と言うよりも、厳密には、会社に貢献している勤続年数。
たとえば、勤続年数15年の35歳の人と、中途採用で勤続年数2年の45歳の人では、35歳の人のほうが、昇進などで優先されます。
何ごとも経験を問われる社会。
しかし、そのなかで、特に年功序列の傾向が強い組織には共通点があるようです。
それは、日々の業務が繰り返し的業務であるオペレーションの色が濃い職場です。
(オペレーションとプロジェクトの違いについては、「プロジェクト マネジメント」に記述。)
判断力や改善能力も問われますが、日々の業務をこなす能力は経年により身につくスキルです。
つまり、職場が変われば、ノウハウが違ったり、システムが違ったりしますので、そっくりそのままでは通用しません。
その逆に、年齢には関係せずに、若くてもサクセス街道に進めるのが、斬新なアイデアや能力を問われるクリエイティブな分野であったり、組織に収益をもたらす仕事であったりします。
そして、将来、衰退が予測されているのは、パターン化できる繰り返し的な仕事。
強いて大雑把な括りで言えば、前者のような年功序列色の濃い分野。
そういう分野にどっぷり浸かって、グタグタと愚痴っている場合ではありませんね。
もしや、これからの将来は、年功序列が薄まっていく世の中なのでしょうか。
それでは、みなさんのもとにいいことがたくさん舞い込んで来ますように!