月が14％大きく見えるスーパームーンと皆既月食

[Image: NASA]

皆既月食のなかでも、スーパー級の月食が、
9月27日〜28日にかけて観測できます。

地球の周りを公転している月と地球の距離が一番接近するため、
月のサイズが14％大きく見えるので、スーパームーンと呼ばれています。

観測できる地域は、北米、南米、欧州、西アジア、アフリカ、太平洋の東側の各地で観測できます。
日本からは観測できないようですが、NASAがネット上でライブストリーミングする予定です。

スーパームーン皆既月食が1900年代で観測されたのは、1910年、1928年、1946年、1964年、
1982年の5回だけ。
2000年代に入ってからは今回が初めてで、次回は2033年です。

[Image: Super moon - NASA]

観測できる地域にお住まいの方は、見逃すのはもったいないですね。
我が家からは、観測が期待できそう。

考えてみれば、地平線上の月が異常に大きいと感じることがありますが、錯覚ではなく、
実際に、地球との距離が近づいているときなのですね。

地球上のどこに住んでいても、私たちが見上げている月はひとつ。
お月見を楽しめる平和が、つづきますように！