特に目立つのが、ニューヨークとカリフォルニア。
アメリカ国勢調査局によると、フェニックス都市圏(マリコパ群)では、人口が毎日、約220人ずつ増えました(2015年7月1日〜2016年7月1日の期間)。
現在における詳しいデータは発表されていませんが、その勢いは止まっていないようです。
だからこそ、毎日、ニューヨークとカリフォルニア州のナンバープレートの車をたくさん見かけるのです。
ニューヨークもカリフォルニアも物価が超高いことで有名です。
そういうところからフェニックスに移って来たら、すべてを安く感じて当然です。
まるで、先進国からの観光客が物価の安い国に遊びに行って、安さに感動して散財できるのと似たような感覚です。
最近、最後にUberを使ったときのドライバーは、ちょっと運転が荒い人でした。
そうです、最近、ニューヨークから引っ越しして来た人でした。
ニューヨークの交通ラッシュと比較するとフェニックスのラッシュはなんてないのでしょうが、NYの感覚で運転されると、ドキドキ、ヒヤヒヤの連続でした。
スマホのGPSを使っているものの、まだ土地勘に疎いから仕方ないのでしょうが、こんなところに入ってはダメ!と思うような所に平気で入って行かれるし、ハラハラしたドライブでした。
- ハイテク系企業に勤めている人のように、仕事がフェニックスで待っている人。
- 仕事は決まっていないけど、引っ越しして来た人。
ハイテク企業もコストを抑えるためにフェニックスに移動して来ています。
その移転に伴い、従業員も引っ越しして来たり、その機会に転職したりしています。
どちらのケースにしても、そういう人たちにとっては、フェニックスの不動産が破格の安さに感じられるようです。
コンドミニアム(日本で一般的に呼ばれているマンションの類)の建築ラッシュで、約45万ドル(約5000万円)の物件が乱立しています。
東京や大阪の感覚で比較しても安い!と思われるでしょう。
しかし、全米第5とか第6の都市とは言われても、まだ、地方都市の感は拭えません。
仕事はないけど引っ越しして来た人たちも、とりあえず何らかの収入を得る必要があります。
その人たちが、すぐに始める仕事がUberやLyftのドライバーです。
記憶に新しい事故でしたが、歩行者が死亡するに至ったUberのドライバーレス自動車による事故。
それ以来、Uberは当地でのテストドライブを中止しました。
残念に思っている人たちは大勢います。
しかし、世の中のドライバーレス自動車への動きは、これで終焉したのではありませんでした。
GoogleからスピンオフしたWaymo(ウェイモ)。
今年末までにアリゾナで、ドライバーレス自動車のサービスを開始すると発表しました。
クライスラーのハイブリッドのミニバン62,000台を導入してのサービスです。
全国へ展開していくのはのは、そのあとからです。
そのニュースが発表されて以来、路上で「Waymo」のロゴ入り車を見かけることが増えました。
そして、直ぐに感じたこと。
それは、他州から引っ越しして来た人たちや、次の仕事を見つけるまでのつなぎの仕事としているUberやLyftのドライバー。
(次の仕事が見つかるまでの「つなぎの仕事」を英語でtransition jobと言います。)
移住組に加え、本業と掛け持ちしている人たちもいます。
この職業は将来どのように変わっていくのでしょうか。
もしかしたら、このようなつなぎの職業が消えていったら、フェニックスへの人口流入も鎮まってくるのでしょうか。
次から次に建設されているマンション。
水不足が深刻なのですけど、、、。
天気予報によると、今夜は数ヶ月ぶりに雨。
大人も雨が降ると、子どものように大はしゃぎ。
砂漠気候の土地に住み始めてから、雨の音に心も癒されることに気づきました。
あっ、そうそう、運転が少し荒かったNY出身のUberドライバーの話しですが、フェニックスの交通渋滞に驚いた、とのことでした。
まさか、未だに馬に乗ったり、馬車が走っている西部劇のような光景を想像していたのでしょうか。
1日平均200人以上の人口が増えているのですから、交通渋滞はますます悪化していくのでしょうか。
それでは、みなさんのもとにいいことがたくさん舞い込んで来ますように!
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トランス ディスカバリーズは、社会人、学生を問わず、学ぶ意欲のある人たちや、
学ぶチャンスに恵まれていない人たちが知識やスキルを身につけ、明るい未来を築いていくことを応援します。
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[References: cnet, and azcentral]